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それじゃ結局同じこと…

こんにちは!青森市スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。

 

人間というのは誰しもコンフォートゾーンというものが好きです。コンフォートゾーンというのは「自分が快適に感じる環境や状況のこと」です。念のためchatGPTに聞いてみると…

 

「ストレスや不安を感じることなく日常的に活動できる範囲や行動を指します」とのこと。そして「コンフォートゾーンにいると自分の能力やスキルの向上が難しくなる可能性が高くなります。変化や成長を求めるのであればコンフォートゾーンを超える必要が出てきます」とも書いておりました。

 

多くの人は起業=挑戦であり、これはコンフォートゾーンを脱することだと認識しています。私もそうでした。会社を退職し、独立起業(法人化)し経営運営をしている。これぞ挑戦だ、と。

 

確かに周囲からしたらその時の行動は挑戦なのかもしれません。そして店舗を開業し、軌道に乗せ、会社員の頃以上に収入は増え、生活していくにはそれほど困らない状態になります。

 

すると「もうこれでいいか」となります。現在のお客さんに貢献しているだけで生活していくには何ひとつ困らないのですから。これが起業後のコンフォートゾーンです。

 

これでいいや、と考えた瞬間から徐々に衰退が始まります。なぜなら市場や社会は常に変化しているからです。周りが変わっているのに自分だけが「もうこれでいいか」は取り残され淘汰されるのが当然です。

 

それに自分の中では起業という挑戦をしたかもしれませんが、社会全体という観点から見たらどうでしょう。たった1店舗、100名程度のお客さんに貢献している。もちろんこれはこれで素晴らしいことなのですが、社会的なインパクトは無いも同然というのが事実です…。

 

生活していくだけで何も挑戦、向上しようとせず、毎日同じことの繰り返し。これでは飼い社員時代と変わらず、起業しても「それじゃ結局同じこと…」と最近思ってしまう自分がいます。

 

事業における挑戦とは何か?それはより多くの人の人生を豊かにするために貢献範囲を広げることです。

 

店舗展開はその最たるものだとは思いますが、それだけではなく、関連性のある新たな事業を始める、お客さんへの貢献度をさらに高める取り組みをする。未来をより良くするための行動を繰り返して続けることだと思います。

 

目先の生活、目先の利益、目先の安心と保障を優先し続けた結果、生涯を終える時に待っているのは「もっとやれたんじゃないか…」という後戻りのできない後悔だと思うのです。

 

因みに私は今コンフォートゾーンとは真逆の場所にいます(笑)それなりに負荷もかかっているし、頭も体も常にフル回転です。

 

でもここを超えることでより良い人生と未来が待っていることは100%確信しています。

 

今、あなたはコンフォートゾーンにいますか?そこから抜け出すのを邪魔しているのはどんな感情ですか?それを優先し続けることで未来は良くなるのですか?

 

人に貢献したその数と度合いが大きいほど自分の人生も良いものになります。その原則を忘れないようにしたいですね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。