こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。
私達スモールジムオーナーの間では「小欲と大欲の違い」について話題に上がることが多くあります。ちなみに我欲は論外です。自分だけ儲かればいい、自分さえ目立てばいい、自分が良ければいいという恥ずべき思考です。
小欲というのは簡単に言えば目の前の人達にだけ貢献するということです。例えば地域の駄菓子屋さん、その町丁目に住んでいる人達には喜ばれています。「これはおまけしてあげるからね」と言って子どもたちを喜ばせていたり、また年を重ねて大きくなっても思い出の場所になっていたり。
もちろんとても良いことですし、これはこれで尊いことです。
ただ、目の前の人達、周囲の人達にだけ貢献している小欲だということです。
小欲がダメだと言っているわけでは決してありません。貢献範囲が目の前と周囲であるということです。それはそれでいいのです。
しかし、例えば個人で十年以上運営しているパーソナルジムさんなどが「健康になる人を増やしたい!」とホームページやチラシなどで謳っていたとしたら「それは矛盾しているよね?」ということです。
その事業に価値を感じていて、もっと幸せになる人を増やしたいと本当に思っているのであれば、拡大していくという行動に自然となるはずです。それが社会への貢献度、配慮範囲を広げるということです。
私達のスモールジムで考えてみれば1店舗当たりのメンバーさんの人数は100名です。皆さんの市町村の人口は何名でしょうか?
私が住んでいる青森市はざっくり30万人です。1店舗だけなら0.03%にしか貢献できていないことになります。…ガッカリするくらい小さすぎます。社会貢献という意味で言えばもう無いも同然です。
ユニクロで服を買っている、という人はどれくらいいるでしょう?恐らく100人中90人以上ではないでしょうか?私が偉そうに言えることではありませんが、これが「社会をより良くしたい!」という大欲であり、大欲をかき続けた結果の社会貢献度です。
マクドナルドだってスターバックスだってそうです。行ったことがない人を見つける方が難しいでしょう。
「ジムやフィットネスクラブに行ったことがある人だって相当数いるじゃないか」と思いますか?
ではその結果「将来の為に今も運動を継続している人」はどれくらいいるのでしょうか?
「通ったけど続けられなかった人」の方が多いのではないですか?
ほとんどのジムやフィットネスクラブは1年以内に6割以上が退会します。「運動挫折者生産場」になってしまっています。
ビジネスとして優秀かどうかはさておき24時間ジム、パーソナルジムやフィットネスクラブなどの「運動場」は山ほどあるにも関わらず、社会貢献にはなっていません。
それは、それぞれが小欲もしくは我欲だからです。
言葉では「人々の健康に貢献したい」と。「健康を広めたい」と言います。でも行動が伴っていません。結局は「焦点が自分」になっています。
心のどこかで「このままでいい」「食っていけてるんだからいい」「苦労して、リスクを取ってまでやりたくない」と思っています。
しかし、本当に社会に貢献したいと考えているなら「大欲」の行動になります。
そうなると一人では到底無理です。だから連帯するんですよ。
独立した個(社長)が一つの志の元に、サポートし合いながら事業を行う。だからこそ社会貢献ができる、社会的影響度を高めているんです。
スモールジムはそういう「本気で挑戦できる人」を必要としています。
食っていければいいという小欲ではなく、大欲をかける人と一緒にやりたいのです。
行動しましょう。挑戦して、挑戦し続けましょう。
それが結果的に自分の人生をも良くしていきますから!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。