こんにちは！青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。
青森市浪館という地域に今月2店舗目を開業しまして、現在はオープン記念キャンペーンという形で体験受付をしております。
先日浪館店（新店）のトレーナーと話していましたら、ご入会されたお客様から「縛りは何ヵ月ですか？」と聞かれたので「そんなものはありませんのでご安心ください」と答えたらかなり驚かれてました(笑)と言っていました。
聞くとそのお客様はフィットネスクラブには何度も通ったことがあるとのこと。（でも続かなかった…）
そんなこともあり「キャンペーンで入会＝縛りがある」という認識が当たり前になってしまっていたようです(笑)だから驚かれていたんですね。
そもそも「縛り」なんていう言葉が商売に使われること自体ナンセンスだし、一般的な認識として成立していることがまずどうなのか？と思います。
フィットネス業界に身を置いている方には申し訳ありませんが。私はこの縛りというのは半分詐欺みたいなものだと思っています。そして情けないです。
チラシには大きく「月会費2ヵ月分無料！」「入会金0円・登録料0円・一ヶ月分会費0円のトリプルゼロキャンペーン！」とでかでかと謳っています。
これは別に良いのです。
その下に見えるか見えないかくらいの小さな文字で「6ヵ月間の在籍が条件になります。6ヵ月未満での退会は違約金が発生します」と書いている。
これはどう考えても不誠実で不親切だと思います。
こういうことを「他社もやっているから」という理由で当然のように行っている、そしてそんなことをしないと続けてもらえない、ということが「情けない」と思うのです。
男女の恋愛に例えるならば「高級ブランドのバッグを買ってあげるから半年は別れないでね？」と言っているのと同じように感じます。
これは何かというと自分に自信がない、自社の提供する価値に自信がないことの表れです。
そりゃそうです。入会頂いた会員さんをほったらかしにして、未利用者を放置して、そしてその未利用者のお陰で運営が成り立っている。こんなサービスに自信を持てるわけがありません。
だから「縛る」しかない。
そんな不誠実なことをしているから、お客様が離れていくのです。応援されないのです。
そもそもクラブは、会社は誰のお陰で存続できているのでしょうか？それは株主でもなく、経営者でもなく、従業員でもなく、紛れもなくお客様です。
そしてそれは「今現在通って頂いているお客様」です。「これから入会する方」ではありません。
多くのジムやフィットネスクラブは「これから入会する方」にばかり目を向け、「今現在通って頂いているお客様」を放置しています。
結果、今いるお客様は時間軸の中で離れていく。フィットネス業界の凋落は必然であり因果応報です。
目の前のお客様に貢献したい。
自分の良心に従って仕事がしたい。事業をやりたい。
そんな真っ当な思い、志をお持ちの方は、是非一緒にスモールジムをやりませんか？
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。
