こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。
アジア太平洋エルダーケア・イノベーションアワードを無事終えたことは、先日高橋巧さんがブログ内にて記した通りです。
惜しくもグランプリ受賞はならなかったものの、スモールジムがアジアのヘルスケア、ウェルネス事業の舞台に立ったことを誇りに思います。
これは私たちにとってはもちろんですが、日本のヘルスケア、ウェルネス業界にとっても非常に大きな、意義あるニュースだと思っています。
今回のことはスモールジムとしてもSNSなどで大々的に発信させて頂きましたが、恐らくこれを見聞きした多くの「フィットネス」業界人は斜めに見ている人が多いのかなと思います…。
フィットネス業界が低迷、凋落している一方でスモールジムはコロナ渦以降躍進を続けているので「自分たちのモデルを自慢したいだけだろ」と思うならそう思ってもらっても結構ですが(そもそも知らない方もいる)これは全く違いますね。
今回の挑戦の大きな意義としては「多くの方に知って頂ける絶好の機会を得た」ということが一つあります。
日本、そしてアジアにスモールジムの存在、活動、どんな思いで社会貢献をしているのかを知ってもらうということですね。
何故知ってもらう必要があるかというと、スモールジムは孤独と健康寿命、膨大な医療費という日本の社会問題を本気で変えようと思っているからです。
しかし変えるにはどうしても一定の規模が、多くの同志が必要です。それも真っ当な志を持つ同志が。儲けたいとか地位とか名誉、自分が目立ちたいという我欲の人はお断りしています。本当に日本の未来のために、トレーナーとして経営者として志を持っている人達とだけやる。だから時間がかかるし、こうやって各代表が毎日地道な発信をしているのです。
パーソナルトレーニングジムがいくら増えてもトレーニング好きの人を喜ばせるだけで社会は良くなっていません。社会的影響力はありません。また24時間ジムが増えても間口だけは広がるかもしれませんが「運動を断念した人」を増やすだけです。
スモールジムは100名のメンバーさん一人ひとりと関係性を築き、そして痛みやコリ、病気を予防でき、からだをより良く、メンバーさんの人生を豊かにしています。これは自信を持って言えます。
しかしそれだけでは社会的な影響力は無いに等しいかもしれません…。だからこそ多くの同志で、同じ志と行動規範の元に連帯して活動していく必要があると思っています。
現時点ではスモールジムのオーナーが一人2~3店舗経営したとしても、社会的なインパクトはまだまだ小さいです。繰り返しになりますが、だからこそ知ってもらうこと、存在とその活動を広めることが重要なミッションのひとつなんです。
現時点では35店舗、3,500名のメンバーさんの笑顔。これはこれでもちろん素晴らしいですが、各オーナーがここで満足しては田舎番長の小欲で終わってしまいます…。
毎日、毎時間メンバーさんに最大限の貢献をし続けて成果と笑顔を提供して、自分のできうる限りで貢献を広げていく。
それによって世の中はより良くなっていくはずです。
勇気を出して脱サラした、覚悟を持って起業した、苦難を乗り越え店舗を軌道に乗せた。確かにそれは素晴らしいし尊いこと。
でもそれはあくまで自分ひとり視点の話。
大事なのはそこからどうするか。何を為すのか。
挑戦はまだまだこれからです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。