組織化に挑もう

 

スモールジム代表取締役の辰田です。

 

能登半島地震の余震もここ数日は少し落ち着いた感がありましたが昨日再び携帯の緊急地震速報アラートが家中の携帯電話から鳴り響きました。

 

僕が住む金沢は幸い大きな揺れではありませんでしたが自宅にいた家族みんなで机の下に潜りました。ワンちゃんも人間の緊張が伝わっている様子で動揺してブルブル震えていました。

 

今後1ヶ月は震度5クラスの揺れに注意が必要だと言われていますがその通り。まだまだ安心できる状況ではないことを痛感しました。いつでも起きる可能性があることと再認識して備えたいと思います。

 

このような不測の事態を常に想定することは会社の経営、日常の運営においても大切です。

 

昨今はビジネスモデルがデジタル化などにより根本から変化しています。そして従業員の知識、スキル、創造性といった「人的資本」の重要性がかつてないほどに高まっています。特に店舗サービスやコンサルティングなど顧客の課題解決を生業とする方々には特に当てはまりますよね。

 

今後は人的資本経営の理解と実践について深く探求し、現代のビジネスにおける人的資本の育成、活用と企業価値最大化のための行動をとり続ける企業が生き残り成長していくと言われています。

 

具体的な戦略を共有し、議論して実行して、企業競争力の強化、持続的成長、社会貢献の達成を目指すことが求められます。

 

このような言葉にするとなんだか難しいように感じますが、経営者本人が創業前後に自分に課して自分を成長させていった学びと経験の過程を社員たち各個人の事情にも寄せながらアレンジを加えて実践していくことです。

 

組織作りは経営者の大切な仕事です。

時間をかけて個人を育てて組織を育てて成果を出して社会貢献する。これをしないと一人社長で終わります。全て一人でこなすことは物量的な面で大変な仕事な半面、他に人がいることで生まれる無駄な苦労も少なくて効率的です。

 

しかし、一人社長だと特定の少人数の役には立てますが多くの人の役に立つこと、すなわち社会貢献という大きな観点からすると限界があります。一人で大きな影響力を出せる仕事は限られているし難易度が非常に高いことから万人向けとは言えません。

 

僕はもちろん多くの方が普通の一般人です。なので他店舗展開して組織の長になれと人に伝えています。見方によっては僕たち一般人はそれしか広い意味で世の中のお役に立てる手段がないのかもしれません。

 

今、スモールジムは独立を果たして一店舗を成功させて2店舗目を出店し、組織化を進めている猛者たちが現れました。すでに現時点で3名の方がその道を歩み始めて次のステップに進んでいます。

 

そんな彼らにとって組織化は高い壁として立ちはだかるでしょう。その難しさを全身全霊で感じてもらい、その大変さから醍醐味までを味わってほしいと切に願う今日この頃です。

 

それではまた来週。

 

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