皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
8月15日から3日間のスケジュールで、知り合いのトレーナー(A)さんの新規事業の相談に応じてきました。
知り合ってまだ1年と数ヶ月。
本当の意味で気心が知れているという関係性ではないので、3日間という中で、ゆっくり時間をかけながら本題の事業相談に入っていこう。
そんな気持ちで、とある空港に降り立ちました。
空港までAさんがお迎えにきてくれて、まずは宿泊するホテルにチェックイン。
「少しゆっくりしてから、一緒に食事でも」と思っていたのですが、ホテルのラウンジでいきなり事業計画を記した資料を広げ、説明を始めるAさん。
想定外の展開とAさんの熱意に圧倒されてしまいました。
それから、およそ100分。
打合せが終わって思ったのは「今年一番の仕事ができた!」という充実感。
今年一番、頭がスパークしたと思えました。
久々に頭が冴えに冴えた。
キレッキレだった。
心底そう思えたのです。
その分、打合せが終わった後は2人ともグッタリ。
本当に疲れました。
もう、この時点で事業相談は全て終了、互いに出し尽くしたと言っていい状態でした。
「3日間も必要なかったね」と思わず2人で苦笑い。
では、なぜ私がそんなよい仕事ができたのか?
思うに、Aさんから提示された資料に、目を見張るものがあったからだと思うのです。
数字で示されていて、現実的で根拠があり納得できる。
「これは行ける」と思いました。
ただ、同時に「無理があるところ」「あまいのでは?と思うところ」も幾つか私には見えたのです。
Aさんも「やっぱり、そこを突かれたか・・・」という渋い表情をしていました。
そのあまい部分を2人で徹底的に詰めました。
一切の希望的観測を排除して。
そして、互いにアイデアを出し合い、2人共が「これなら行ける」と思える事業プランがようやく完成したのです。
ただ、実行にあたっては決してイージーなものではありません。
よく「人と人で化学反応が起こる」というけれど、まさにそれを初めて体感したような100分間となりました。
その後は楽しい酒宴に突入~。
疲れと開放感で、ついつい飲み過ぎてしまった2人。
翌日は、前日とは打って変わってグダグダになってしまいました。
「1年後のAさんを早く見てみたい」
そう強く思いながら、次の再会の約束をして帰路についた2泊3日の旅でした。