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不良債権を抱えない

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

今日のブログは、私が総合型クラブの店舗責任者をしていたころのお話です。

 

業界あるあるだと思いますが、経営者サイドより「会員数は追わされる」ものの、実際の経営状況・収支状況という円単位での説明は、当時ほとんどありませんでした。

 

稀に説明機会のようなものもありましたが、そういう時は決まって赤字の時。笑

 

これも「業界あるある」かも知れませんね。

 

経営者サイドからはいつも「苦しい、苦しい」ばかりを聞かされてきた記憶しかありません。

 

ただ、店舗責任者をある程度経験していけば「自店がどの程度の収支状況であるか?」の察しは、概ねついてくるものです。

 

明らかに利益出てるでしょ?

 

なのに、なんで「苦しい、苦しい」なのか?

 

当時は、不思議で不信で仕方ありませんでした。

 

長いこと、この疑問を解明できなかった日々が続きましたが、ある時ようやくその謎が解けました。

 

それまでの私(現場)では見えなかった、2つのコストの存在が分かったのです。

 

その一つ目が「働いていない多くの役員の高額な報酬」です。

 

役員の多くが株主でもあったので、そりゃ働く訳がないですね・・・。

 

それでいて、役員の多くが家族や親族。

 

もちろん、間違ってはいません。

 

資本主義経済ですから。

 

ただ、当時使用人だった私の心中は、非常に複雑なものがありました。

 

「俺、何のためにやっているんだろう?」って。

 

そして、もう一つのコスト高の要因は「莫大な初期投資の回収」に伴うもの。

 

要は、かけすぎた初期投資の借入返済です。

 

この2点を合わせたら莫大なコストになります。

 

そりゃ苦しいに決まってます。

 

ここから学んで考えてみると「店舗経営の黒字化」は、そんなに難しいものではないと思うのです。

 

    不良債権のようなもの(人?)を抱えず、可能な限りスリムな経営体質を維持すること。

 

    できるだけ、初期投資を抑えること。

 

苦しんでいる人の逆を行く。

 

これが店舗経営における必勝パターンだと思います。

 

まさに、スモールジムのビジネスモデルそのものですね。

 

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