こんにちは。理事の才木です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
最近は「体温越え」という言葉も頻繁に使われるほど、温度上昇が止まりません。
そんなときは、できるだけ外出を控えておきたいのですが、月末近くになるとそうもいきません。
経営をしていると、必ず避けられないのが経理関連の仕事です。
大きな会社であれば、部門に分かれて経理部、営業部、広報部・・・などとそれぞれ役割分担が決まっており、その部門の仕事を主にやればいいのですが、なんせ、小規模で経営をしていると一人何役でもやらなければなりません。
社長であり、社員であり、指導者であり、営業であり、広報であり、清掃係であり、庶務であり、総務であり、そして経理でもあります。
月々の支払いから始まって、引き落としやその他もろもろなどに不備がないかなどを確認しながら実務を行います。
外出したくなくても銀行には暑さに耐えながら行かなくてはなりません。
この一連の仕事が済むと、正直ホッとします。
自分の城を持つということは、基本、すべての事を自分が管理して把握しておかなくてはならないのです。
部署が違うから、やらなくていい、なんてことはありません。
逆に言えば、細部にまで目の行き届いた経営ができるということです。
お金の出入りを把握できている、それをどのように使うかもしっかりと把握できている。
小規模だからこそできるのです。人任せにできることは任せますが、ポイントだけは長としてしっかりと把握しておくのも大事な役目です。
すると「気づき」の力が少しずつついてきます。この「気づきの力」はスモールであればあるほど精巧になっていくと思います。
人を数で見ない接し方になってくるのです。
このこと自体が私達を成長させてくれるひとつなのです。
お客様との関係によって、自分たちが鍛えられ育てられているのだと実感、自覚できます。
毎日の仕事をただこなすのではなく、すべてを関連付けて仕事をすることが長い目でみると、人との良好な関係を築くことができ、また自分自身の成長の礎になっていくのだろうと思います。
出店、起業された方々はこのような恵まれた土台を十分に生かして、さらに力を磨き上げてほしいと願っています。
この暑さのなか、体調を崩されないようにみなさん、がんばってくださいね。
それではまた来週。
お元気でお過ごしください。
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