中国の故事で言われる
文章を考えるのに適している「三上」を
知っているかたもいるでしょう。
「三上」とは
馬上・・・馬に乗っている時
枕上・・・寝床に入っている時
厠上 ・・・トイレに入っている時
というリラクッスした状態の方が
根詰めて机にかじりついて
考えるよりも
アイディアが生まれるのではないか
ということです。
しかし私の場合
現代の「馬」である車や自転車を
乗っている時はオーディオブックを聴きつつ
信号で止まればメールやLINE等を
確認して返答しており
アイディアが湧くという感覚ではありません。
寝ようとする時も
すぐに寝てしまって
アイディアが湧く時間がないです・笑
トイレの中でも
新聞や本を読んだり
スマホを持ち込んだりして
アイディアが湧くという
覚えはありませんでした。
そんな私にとっての
「三上」をやっと見つけました！
それは「泳いでいる時」です。
トライアスロンの大会が1か月後に迫ってくると
私はやっとこさ水泳トレーニングを始める
『不真面目トライアスリート』の私ですが・笑
泳いでいる時はスマホは見れない
新聞も本も読めない
オーディオブックも聴けないので
自分に向き合って考えるしかありません。
そうすると「これをしたい！」
「こんなことすればお客さんがより喜んでくれる！」
「ホームページにこんなことを掲載したら
より多くの求めている人に届くぞ！」
なんてアイディアが出てきます。
ちなみにトライアスロンの大会の時には
いくら泳いでもアイディアは湧いてきません・笑
自分がゴールに向かっているかを常に確認したり
他の参加者とぶつかっても
身をかわして影響を最小限に留めたり
波の大小によって息継ぎの仕方を変えたり
足が攣ったら素早く対処する など
考えることやることが多過ぎるからです。
その点練習での泳ぎは室内の25ｍプールなので
上記のことをほぼ考えなくていいので
自分の思考に集中できるから
アイディアが湧いてくるのでしょう。
ちなみに私は瞑想、マインドフルネスを試みましたが
他事をしたくなって
じっとしていられません・笑
ということで私にとっての
リラックスし
自分の考えに集中できる「三上」は
（プールを）泳いでいる時です。
経営者は日々決断の連続です。
ステ―クホルダーも多様に数多くますし
自分の決断次第で様々な影響が及ぶと考えると
判断を躊躇してしまうこともあるでしょう。
そんな経営者の皆さんにとって
アイディアが湧いたり
思考が整理できる「三上」を
楽しみながら試行錯誤して
見つけてみることをお勧めします。
