指導は行き届いているか?

 

こんにちは、理事の神谷です。

 

いよいよ関東も梅雨入り。あと1カ月もすれば暑い夏ですね。

 

体もしっかりと汗をかく準備をしておきましょう!

 

さて、今日は現場での指導のお話です。

 

私は現場で会員さん、利用者さん、参加者さんとコミュニケーションを取りながら指導するのが好きです。

 

相手の方とのご縁があり、私達との関係性が起こり、介入によってより良い方向に進めた。

 

そんなことが出来る仕事というのは、ありそうでなかなかあるものではありません。

 

事実や成果に基づき、自分が何かしらの良い影響を相手の方に与えることが出来たという自己効力感を

持つことが出来るって本当に素晴らしいと思います。

 

これは、その指導をする場があることで成り立ちます。

 

単純に機材があるだけ、並べてあるだけ、ではどうにもなりません。

 

ちょっとした機材トラブルがあるだけでクレームになってしまったり・・・。

はたまた、仕切りを取っただけで文句を言われたり・・。

 

これは、個人的には価値ある代替手段を提供できないことに問題があると思っています。

 

関係性があり、指導が行き届く現場であれば、何かしらの代替手段を提供することが出来るはずです。

 

また、そういう場面で提供できることがトレーナーとしての腕の見せ所でもあると思うのです。

 

「○○が使えないから、今日はダメです」・・こんな話はありません。

 

適切な違う手段を用いて、その方により良い価値提供が出来るようにつなぐ。

 

これは私がこの世界に入ったころから心がけていることでもあります。

 

当時、やはり機材の故障などが起こり、プログラムされているトレーニングを実施できない会員さんを対応する機会がありました。

 

駆け出しの私は上席の方に確認すると「いや、今日は故障だからナシで良いよ」とのこと。

 

うーん・・・他にできることがあるのになあ・・とモヤモヤしながらも対応した記憶があります。

 

幸い、その方は機材故障に一定の理解を示してくださいましたが、やっぱり腑に落ちない私は次回会った時に、

「○○さん、先日はすみません。私、ちょっと考えまして今日は△△のように変更してみませんか?これは~~」と対応し、

その後とても感謝をしていただけたことがあります。

 

指導が行き届くスタイルにしていくこと。

 

ご提案を聞いていただける関係性。

 

いつでもしなやかに内容を調節できること。

 

様々なことを積み上げ、成果につながっていくこと。

 

指導が行き届く事業はそういうことがしやすい、自らのウデを発揮しやすい事業と言えます。

 

今後も、これらのことを大切にしながら場の創出と実践をしていきたいと思います。

 

あなたの指導は、会員さんに行き届いていますか?