トレーナーとしても
経営者としても
いかに相手に「自分ごと」と
認識してもらい、行動してもらうかが
大切だと改めて感じます。
トレーナーとしては
メンバーさんに身体の現状を伝え
ジムに通うのに適切な頻度を提案し
自宅での運動方法など改善策を示し
『こうすれば私の問題は解決する!』
と認識して、行動を継続し
成果を実感してもらうことです。
例えば腰痛改善のためにジムに来た方が
×70歳にもなったら痛みがでるのはしょうがない
(と言って何もしない)
×そんな運動やる時間があればいいけど
忙しいからねぇ。
(と言って何もしない)
×TVで見た体操してるけど
痛いままだからダメみたい
(と言って提案した運動をしない)
という状態はメンバーさんに
腰痛改善のための運動を提案していても
「自分ごと」として
認識してもらっていない状態です。
「自分ごと」と認識しれもらうには
・成果が実感できるような運動で体感を増やす
・より分かり易い説明になるよう伝え方を工夫する
・継続し易い運動の提案をする など
様々な工夫を試行錯誤することで
「自分ごと」としれ捉えてもらうことに
近づきはするでしょう。
経営者としても
スタッフ一人ひとりに
ジムに起こることを「自分ごと」
として思ってもらうことは必要でしょう。
×ゴミが落ちているけど
すぐに困るわけでないし
忙しいから拾わない
というスタッフがいたら
〇メンバーさんに快適に過ごして欲しいので
ゴミを拾う
という行為になるには
ジムで起こることや
メンバーさんのことが「自分ごと」と
捉えているからではないでしょうか。
×書類の提出期限を守らない
となっているのは「他人ごと」
「自分ごと」で考えると
〇依頼している人が助かるので早く提出しよう
になるでしょう。
売上が落ちるのも
赤字になるのも
取引先に取引停止になるのも
スタッフが休むのも
スタッフが辞めるのも
トラブルが起こるのも
「自分ごと」として捉えて
行動してくれるスタッフがいかにいるかが
本当に大切です。
そのためにどうすればいいか?
経営者自らが強烈にジムに起こることを
「自分ごと」と捉えて
改善のために行動し続けることが
根源ではないでしょうか。
その経営者の背中を見て
スタッフも少しずつ
多分相当少しずつ・笑
あなたのジムを「自分ごと」として
捉えてくれるように
なっていくのではないでしょうか。
ただしジムに起こることを
「自分ごと」として強烈に捉えると
スタッフに厳しく当たってしまう
可能性があります(30代の私のように・笑)
ですから自分には厳しく
スピーディに行動し続け
スタッフには中長期的にサポートし続ける
寛大さ
これらを併せ持つ
経営者を目指していきたいですね。