皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今日のブログは「小さい会社でよかった」というお話です。
この小さい会社というのは、現在の私の会社ではなく、私が19才で就職した地方の単体スポーツクラブのことです。
当時、会員数は800人ぐらいだったので、年商6,000万円程度の企業だったと思います。
小さいが故、好む好まざるに関わらず、クラブ経営全体がある程度見渡せる環境で育ちました。
現場指導。
接客応対。
会員管理。
各種事務作業。
マーケティング&セールス(集客)。
施設維持管理。
収支計画・事業計画の策定及びマネジメント。
商品開発。
人事管理・・・・・その他諸々。
当時、まっさらだった私には、これらが複合的に絡みあってクラブ経営・会社経営が成り立っていることが、ぼんやりとですが見えていました。
そして20代後半頃から、スポーツクラブ事業とは別のプロジェクトにも配属されたことで「キャッシュフローや資金調達」「各種法令や税制対応」「経理業務」なども何となく見えてきて、更に全体視点を養うことができました。
この体験があったお陰で、今の自分がある。
小さいところに勤めて、本当にラッキーだった。
今振り返ると、素直にそう思うのです。
もし、大手クラブ(大企業)に就職していたら、きっと部分しか見ることができなかった。
部分から部分に異動となり、部分から部分に移動していく。
きっと、そんなキャリアになって行ったように思うのです。
大きなところに入れば入るほど、人は「部品」となっていく・・・。
コマとなって行く・・・。
デカいところに入ったら、こうなるのが必至です。
小さいところはその逆で、小さい組織であればある程、個々の主体性が発揮されます。
実際、若かりし頃の私はそうでした。
毎日毎日いろいろなことがあって大変だったけれど、何か自分が必要とされていることの充実感や、やり遂げていくことの達成感。
そのようなものが満ち溢れていて、とにかく「夢中」でした。
その「小ささ」を突き詰めて行って出来上がったのが、スモールジムのビジネスモデルです。
一人社長でオーナー兼チーフトレーナー。
それでいながら、究極のマルチタスクをこなす最強ビジネスマン。
主体性どころか、まさに自分が「主役」。
そんな「主役」をどんどん輩出し続けているのが、私たち株式会社スモールジムなのです。