こんにちは。理事の才木です。
フィットネス業界もどんどんいろんなタイプのジムができていますね。
つい、先日も地元に24時間のパーソナルトレーニングジム、最新の器具も使い放題、予約を入れておけばいつでも自由に利用できる。もちろん無人のジムです。
人はいません。代わりにモニターが内蔵された鏡に映る 映像と自分の姿を同時に見ながらトレーニングができるというもの、いろいろなトレーニングメニューを選ぶことができるから、誰でもいつでもカンタンにトレーニングできます、という広告が出ていました。
質問があれば、AIに聞いたら答えてくれるということです。
人間のいない無人状態、トレーニング器具は使い放題ってなれば、自宅でやるトレーニングとあまり変わりがないような気もしますが。。。
他に、焼肉屋さんがオープンしたジム・スタジオもありますし、建築会社さんが出店した24時間ジムもあります。この町の規模に、この出店数、スゴイのなんのって驚いています。
そんなに人口いたっけ?と思ってしまいます。
しかし、既成概念にとらわれずどんどん新しいやり方がでてくるのもあり得る世の中です。
身体の事をよく知らない人でもAIに任せておけばジム運営できる世の中になったのだなと思いはしますが、そうあればあるほど自分たちがやるべきこと、やりたいことが明確になってきているのも事実です。
他がこうあればあるほど、スモールジムは逆に真価をみせられるチャンスだと思います。
スモールジムはいつでもだれでも使い放題という形ではなく運動を習慣化しやすいスクール制で少人数制であること、また成果を上げるための知識や技術を身に着けているトレーナーという「人」が存在しています。
また、人が本来必要とする情緒的な面もシッカリとサポートしていく体制をとっています。
仮に、一人で黙々とやるのが好きな人も5年も10年も一人で黙々とトレーニングできる人がどれくらいいるでしょうか?
長続きするためには、専門性の高い、身体のことをきちんと相談し指導してもらえるトレーナーの存在は欠かせませんし、規則正しく通える環境をつくってくれるジムの存在がよけいに貴重になってくるだろうと思います。
長続きすることで成果もあがりやすいし、習慣化されていくことでなによりも予防できるというのが強みです。
長続きすれば成果があがる、成果が上がれば体調がよくなる、すると嬉しくなる、自分も周囲も笑顔になる、というように喜びの輪も広がっていくのです。
このようにスモールジムは、円滑に動いていく素晴らしい仕組みとなっているのです。
これからの時代、自分たちの役目や誰かに貢献するための気持ちが薄らいでいくような挑戦ではなく、
人が喜び、自分自身も充実できるような挑戦をしていきませんか?
それではまた来週。
お元気でお過ごしください。