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ジム開業時の事前準備と相談の大切さを体感した宮古島トライアスロン

4月16日(日)に沖縄・宮古島で行われた

『宮古島トライアスロン大会』

参加し制限時間11時間半

(ちなみに朝7:00スタート18:30終了です)のところ

9時間55分で無事に完走できました。

 

この「宮古島トライアスロン大会」は

海を3キロ泳いで

自転車で123キロ走り

ランで30キロ走るという

 

トライアスロンの中でも長距離の

「ロング」というカテゴリーです。

(ちなみに現在日本では「ロング」の大会は

 4つしかありません)

 

『宮古島トライアスロンに出てみたい!』と

思ったのがきっかけ1つとして

トライアスロンをやり始め

 

いつかは出てみたいと考えていた大会でしたので

参加でき、完走した時の感慨はひとしおでした。

 

ちなみにトライアスロンを始めてから数年は

3時間程で全て終わるような

短い距離のトライアスロン大会

(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの

「オリンピックディスタンス」)に出るだけ。

 

そしてその後「ミドル」という「オリンピックディスタンス」の

2倍ほどのものにも出るようになり

 

無謀かと思いつつも、夢だからと

宮古島トライアスロン参加応募し続けるも落選続き(人気の大会なんです!)

 

2020年は遂に当選しましたが

コロナで大会が中止

 

そしてその後も中止が続き、今年4年振りの大会開催で

諦めずに応募したら当選し、晴れて10年以上越しの夢が叶いました^ ^

 

2日経っても筋肉痛は残っていますが

関節の痛みは無く

トレーナーとして

適切な身体の動かし方、メンテナンス方法をすれば

快適な状態が得らえると

伝えている私としては

 

トレーニング量・時間

バイクへの投資額(!)は

明らかに他の参加者より

少ないでしょうが(参加者の方と話ていても改めて感じました)

 

順位も1100人中の半分くらいだったので

身を持って証明できたかと思います。

 

またスイムの途中で右脚下腿が強烈に攣るも

「ヒラメ筋」の異常収縮だと瞬時に判断し

すぐに背泳ぎの体制に変えて

 

最大限伸びる体制で

ストレッチを行い

大事に至らなかったこともあり

トレーナーとしての知識と技術で

なんとか完走できました。

 

 

ここで終わるとただのハッピーエンドの話ですが

ジム運営に大切な

事前準備と相談する大切さを

痛感したのでそのお話を。

 

なんと大会2日前は「辞退」を

真剣に考えていました。

 

それはバイクが組み立てられなかったからという

なんとも情けない理由です。

 

バイクの組み立てに慣れていない私

(いつもは車でバイクを運ぶので

組み立ては2回目でした)は

 

ハンドルを前後逆に付けたり(笑)

サドルを固定する器具が見つからず

「お尻上げたまま123キロか!」と覚悟したり・笑などなど

1時間で済ます予定が

1日中スッタモンダすることになりました。

(組み立て後に観光する予定だった妻には

 平謝り電話の繰り返しです・笑)

 

そしてやっと完成したと思ったら

どうしても後輪が空回り

 

何度も何度も色々試して

ホームページや動画を見て

組み立て直すも全く改善されず。

 

この時私は

・取り付けのための器具を紛失したのか?

・取り付け方が間違っているのか?

・運んでいる間に壊れたのか?

・私が組み立てしている間に壊したのか?

原因が分かりませんでした。

 

参加者の方に聴いても

分からないということでいたし

 

バイクを直してくれる大会公式サービスの時間は

既に終わっていましたので

「辞退」が頭をよぎりました。

 

 

これは私の完全な「準備不足」です。

 

トレーニングと食事という自分の身体のことは

ある程度仕上げていきましたが

 

バイクを分解して組み立てることの

練習を全くしていませんでした。

 

 

ジム新規開業でも同じです。

できる準備をしっかりすることで

不安が少なく開業することができますね。

 

その後助けを求めた参加者の方から

 

「大会事務局に修理サービスをやるか

 問合せたらどう?」

 

と提案をもらい、すぐに電話をし

パンフレットには記載されていなかった

修理サービスが翌日もあることを知り

 

翌日に修理サービスでホイールが壊れていて

購入するしかないとのことが分かり

 

急遽ホイールとタイヤを新規購入して

エントリーにギリギリ間に合って

何とか出場できました。

 

 

自転車の練習はエントリー会場に自転車を運ぶ

20mしかできませんでした。
(それも「危ないからすぐ降りて!」とスタッフの方に注意されて・笑)

 

どうしていいか分からない

混乱した状態を

久し振りに経験することで

「相談することの大切さ」を

改めて痛感しました。

 

 

誰に相談していいか分からなかったら

近くにいる人にまず聴きまくる

(私だったらとにかく近くの参加者の方に聴きました)

 

その中で問題解決に近づきそうな

情報を得られたらそこに聴く

(私なら事務局に電話する、修理の専門家にみてもらう)

 

今回のバイクの組み立てで私は

何が原因で上手くいっていないか分からない

(部品がない?部品壊した?組み立て方が違う?など)

 

だからどうしたらいいか分からない

 

そして誰に相談していいか分からない

 

そしてエントリー期限という

タイムリミットは迫ってくる

 

焦りで、下手なサウナよりも

大汗かきましたし・笑

 

「今年は下見で、来年また頑張るよ」

なんて辞退した時のコメントも考える始末・笑

 

 

ジム開業時、特に集客が予定通りいかなかった時も

同じような不安にさいなまれる方はいるでしょう。

 

何が原因で集客できていないか分からない

 

だからどうしたらいいか分からない

 

誰に相談していいのかも分からない

 

そして「資金が尽きる」という

タイムリミットは迫ってくる

 

「俺には向いていなかった」

なんて撤退した時のコメントも考える

 

それはとても寂しいです!

 

 

今回のトライアスロンの件で私は

「事務局に問合せたら?」と

提案してれた方や

修理をしてくれた方のお陰で

参加でき、10年越しの夢が叶いました。

 

 

私はジム開業や運営で

サポートが必要な方に届くために

 

スモールジム協会の活動や

私のコンサル活動を広く伝えていき

 

少しでも頑張る方に貢献していきたいと

10時間程のレース中に

考えていたのでした。