皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
先日、3泊4日のスケジュールで東南アジアのインドネシア(ジャカルタ)に行ってきました。
現地5か所のスポーツクラブ・フィットネスクラブの他、建設開発ラッシュ地帯や中心都市(美容室や飲食店)などを視察してきました。
信頼しているコンサルタントの方から、ずっと聞かされてきた「拡大を目指すなら海外!」。
何となく「そうだよな~」と思っていたのですが「ビジネスの拡大のみの目指すなら、人口増加に伴う経済成長が著しい東南アジアに打って出ろ!」。
その真意を肌で感じることが出来ました。
もちろん、決して生易しいことではなく、様々な障壁はあるでしょうが・・・・。
現地の平均年齢はなんと20代。
ベースアップは5%が普通で、それができない企業からは、人はどんどん離れて行くそうです。
もっともっと豊かになりたい。
もっともっと上に。
とんでもない格差社会の中にあって、夢や希望、そしてギラギラしたエネルギーが充ち溢れていました。
現地の人の逞しさと共に、ちょうど50年以上前の日本と重なるものも感じました。
そして、もう一つ驚いたのは、現地の人の「Made in Japan」に対する憧れと信頼。
日本の技術力の高さ。
日本人の能力、民度の高さです。(現地の人は結構テキトー!?)
そして、日本人が現地の人に尊敬され、とても好かれているのです。
“Japan”は現地における最高級ブランド!!
だからこそ、そこに大きな可能性を感じました。
翻って、わが祖国。
平均年齢はおよそ50歳。
帰国して感じる、落ち着いた雰囲気と成熟感。
モノは溢れ、ソコソコの生活は保証されている。
でも、精神疾患者は年々増え続け、子供の自殺者は過去最多を更新。
きっと、多くの人が夢や希望を失っている。
心の充足感を得られず、自分の存在意義を感じられないでいる・・・。
そうやって考えて行くと「国内でビジネスをして行くためのヒント」のようなものが見えてきました。
自分にとって、その事業をやる意味や理由、ストーリーがあること。
お金だけでない「想い」がこもっていること。
そして、その事業は社会問題の解決を目的とし、売上利益はあくまでそのための手段であること。
それ故「短期」に囚われず、長期的に持続して行くような事業スキームとなっていること。
また、その事業に係る全てのステークホルダーにとって「全方よし」となるよう配慮されていること。
また、横のつながりを大切にした組織づくりで、全員で勝つ仕組みとなっていること。
きっと、そんなところにお金と人が集まる。
そんな結論に達したインドネシアの旅でした。