こんにちは。理事の才木です。
3月もまもなく過ぎようとしています。
3月4月は卒業式、入学式、入社などとこれまでのことを終了し、新たにスタートをきる時期でもあります。
寒い冬から暖かい春になり、気持ちも前向きになり、思い切ってなにかやってみようと心新たにする方も多いと思います。
フィットネスクラブなどは、そのタイミングで春の入会キャンペーンなどで新規会員の獲得に精を出す時期ですね。
しかし、これまでの過去の経験でいうと、入会特典をいっぱいつけてとにかく、お得、お得と呼びかけて入会してもらっても、「お得だから入会する」人の方が多く集まるだけでした。
そして、飽きたらやめる、元々求めているものがないのにお得感で入ったものだから、身体についてはあまり興味なし、しかも求めているものがプールやサウナやお風呂だとまた、そちらのお得感の方へお引越ししてしまう。
身体の悩みを改善したいとか、痛みを解消したいなどの明らかな運動の目的を持っている人が集まってくれれば、少人数のスタジオやジムの方がその悩みに対して大きく貢献できるのです。
入会の人数が重要なのではなく、どれだけその方々が継続していけるか、どれだけその方々に長い間、価値を提供できるかが重要なのです。
いわゆる、持続可能な人数があればいいのです。まさしく、サスティナブル会員を増やしていくことが私達の仕事だと思います。
それには、現在の会員様がお知り合いの方を紹介してくださって、まずは体験に来られ納得して入会してくださることが手堅い集客の一つだとも思います。
紹介してくださる方が前もっていろいろな説明をしてくださっていたり、良いところも悪いところも含めてお話をしてくださっているので、前情報をもっている体験者はかなり安心して参加できます。
体験後も話はスムーズに進み、入会するかどうかではなく、いつ予約を入れて始めようか?というところからスタートです。
金額に関しても一応ご存知なので、すんなりと説明は進んでいきます。
私達は、紹介してくださった方に対しても感謝と責任があるので、しっかりとサポートできる態勢でのぞみます。
そう考えると、私達は新規会員を増やすためにお得な特典をつけるよりも、既存のお客様に対して納得のいく価値を提供し続けることが、最終的には新規会員様を増やすことができるのだという結論になります。
その新規会員様がその後サスティナブル会員になっていただけることを毎日の目標にして機能的・情緒的価値を提供していきたいものです。
それが、日本の健康づくり、身体管理・体調管理対策のための「私達のSDGsの取り組み」だと思います。
それではまた来週。
お元気でお過ごしください。