スモールジムの辰田です。
本日、未来ある若者から今後のキャリア形成について相談を受けていました。
某経営学大学院で本格的に経営を学ぶかどうか迷っている。という内容です。
僕からの回答は、「あなたに解決したいことがあって大学院に行くことでその答えにつながったりショートカットできる可能性があると思うなら行けばいい」です。
世の中には経営学大学院がいいとかそうでないとかいろんな論評がありますが、僕は一貫して学べる分だけ学べばいいと思っています。
効率がいいのか悪いか、2年間のキャリアが無駄なならないかとかそんなことは二の次です。そもそも経営大学院を2年で卒業できる人は僕の知る限り半分以下です。そんなに甘くない。ちなみに僕は4年かかりました。
まずは知らない世界を知ることに経験という価値が生まれます。どうせ一生勉強は続くのだからいつかやるならば、やりたい時がやる時です。
また、学問ですから優秀な人にとっては物足りないかもしれないのは事実でしょう。そもそも学問は優秀な人のために存在するのではなく、世の中をより良くするために存在しています。
自分に不足している部分が学問ならば学びになるし、学ぶ内容が実践できていることばかりだったらそれはそれでトップランナーであると確認できるので自分の現在地を知ることに繋がります。
とにかく経験していないなら、関心があるなら、行けばいいし飛び込んでみればいい。
いいとかそうでないとかは行ってみないとわかりません。行った後にどうだったか検証すればいいだけです。
なんでもそうですけど、やる前から考えてもどうせ答えなんてありません。どれだけ仮説を繰り返しても予想の精度は上がるかもしれませんが検証はやってみないとできないのです。
なので、やった結果どうだったかでいいじゃないですか。人生はチャレンジの連続です。悩む時間があったら行動しよう。仕事も同じです。動いた分しか成果は生まれません。レバレッジも動かないとかかりません。だからまずは動くこと。
もっともっと行動する人が増えてこの業界がよくなればいい。その為にも自分ももっと行動しないと。
で、その方に最高峰の最新のアカデミック情報も伺いながら決して止まらずに移り行く時代と共に生きていきたいと思います。
僕にとっても大学院時代を思い出す刺激的な時間でした。それではまた来週。