モノが売れるまでのプロセスとは

 

スモールジムの辰田です。

 

本日はモノが売れるまでのプロセスを簡単にまとめます。

 

まず、

市場力、信用力、伝達力、が重なってモノは売れます。

 

これは皆さんには説明不要でしょう。

消費財、嗜好性の違いはあれどマス層の人間の日々の営みや行動に極端な差はありません。

 

スモールジムはどうでしょうか。

 

大人向けのスモールジムも子供向けのキッズジム(近日中にリリースします)もこのような声をよく頂戴します。

 

「きとんと指導してもらえるから効果が出る」

「運動する日時が決まっていると続けやすい」

「価格がそんなに高くないから続けられる」

 

この3つを満たすジムって、ありそうででこれまで無かったような。

 

そして、手前味噌ですが

 

「ついに見つけた!」

「東京にこんなジムないからつくって!」

「これくらい(週一)で充分だったのか」

 

って言われることも少なくないです。

 

これらは上記の3つを生み出すパワーを持っています。ニッチ過ぎては多くのニーズにはなりません。今の現象をニッチと捉えるかマスと捉えるかで戦略も戦術も変わります。

 

ニッチかもしれないならそのサイズで展開する、マス層まで広げられると確認されればそのようにサイズやボリューム感を調整して展開する。など。

 

最初からマス層向けに戦うのはリスクが大きいです。なのでまずは小さく始める作戦は基本中の基本ですね。

 

スモールジムはこの両面で動いています。それは小さなジムを少商圏や業態によって変形させて柔軟な形に対応してたくさん作って段階的に面でマスにも順次対応していこうという戦い方です。

 

物事は簡単にはいきません。時間をかけてじっくりと時流を見極めながら戦っていきます。

 

野球の故野村監督はこう言ってたそうです。

 

「観察に情報分析、洞察、状況判断に決断、経験に基づく勘やひらめきは目に見えないやろ。これが『無形の力』や。『有形の力』が投げる、打つ、走る、捕る……といった目に見える動きだとすれば、『無形の力』を養い、勝ちにつなげるのが俺の野球だよ」

 

これには多くの経営者が頷いたことでしょう。凡人の僕でも同じく常にアンテナ立ててウォッチしてます。

 

が、ここがタイミングと思っても全ての経営資源が常に揃っているはずもなく、ことを思い通りに実行できるわけでもありません。

 

有形の力は基本です。不足してはいけません。

この両輪をどうコントロールしていけるかで成果は大きく変わります。

 

今年は本部のチーム化がテーマの一つです。忙しい一年になりそうです。

 

 

それではまた来週。