皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今年も残すところ、あと2週間になってしまいましたね。
いかがお過ごしですか?
私は毎年、この時期にやって来る、ある作業に取りかかっています。
当社は12月決算なので、それ故の各種「総まとめ&来期の設計作業」です。
2022年の12(月)分の11は終了しているので、大晦日を待たずとも、ほぼ着地は見えています。
なので、振り返り(総まとめ)と来期の事業計画(設計)はほぼ同時に行い、師走のうちに双方完了・完結に持って行くようにしています。
また、振り返り(See-Think)を行っていると、その都度「あっ!」という発見・気づきのオンパレードで、それが自動的に来期のプラン・タスクに反映されていきます。
振り返りで大切にしているのは「虫の目・魚の目・鳥の目」と言われる3つの目。
種別毎の売上やコストの実績値、そしていくつものKPI値を洗い出し、近づいて「ジッと」見みます。
適正値内であるか否か。
比率等に置き換えての比較など、あらゆる角度から近づいて「ジッと」見ます。
これが虫の目です。
次は魚の目。
「流れ」を見ます。
今回の各種実績値・KPI値を、過去のそれと(数年・数ヶ月単位で)比較して流れを見る。
なので、全てグラフで見える化しています。
すると、これから先のグラフの方向(流れ)や来期の値が、私には何となく見えてくるのです。
最後は鳥の目。
全体を見渡すよう感じです。
で、どこかに違和感がないか眺めます。
虫の目とは、対極の見方かも知れません。
この視点は結構、間違いやミスを発見する手立てとして有効で、個人的に何度も救われています。
そして、この「鳥の目」があると、イレギュラーなコストアップ等に見舞われても、売上を含めた収支全体で吸収・調整する思考が身につくので、余裕を持った適切な判断ができるようになります。
「値上げ直前の大量買い」に走って、手元キャッシュを失うというような安易な選択をすることが無くなってくるのです。
この3つの目を意識して、残り僅か、来期の最高の設計図を作り上げようと思います。
それではまた来週!!