街はすっかりクリスマスモード一色ですね。
皆さん、いかがお過ごしですか?
理事の橋本です。
今年の夏頃、地元の総合型クラブが閉鎖になり、クラブの継承・存続について、様々な可能性を模索したことがありました。
そして、ここに来てまた、同じような事案が当社に持ち込まれました。
このように、何かの時に思い出してもらえたり、当てにしてもらえるのは、素直に「ありがたい」と感じます。
この事案が持ち込まれた時、フッとよぎったのが『もしかして、これが「弱い紐帯の強さ」というやつなのかな~』という思いでした。
当社に本件を打診してくださった方は、極めて親しい間柄(強い紐帯)とは言えず、どちらかというと、たまーに会ったりする仲。
年に1回?程度。
それぐらいの関係性(弱い紐帯)でした。
そこで改めて「弱い紐帯の強さ」の意味を調べてみることに。
「弱い紐帯の強さ」とは『価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては、家族や親友、同じ職場の仲間のような強いネットワーク(強い紐帯)よりも、「ちょっとした知り合い」や「知人の知人」のような弱いネットワーク(弱い紐帯)が重要である』という社会ネットワーク理論である。
「弱い紐帯の強さ」は、このように表記されていました。
やはり、今回の事案はまさに「弱い紐帯の強さ」がもたらした出来事でした。
そこから「もしかして・・・・」と、当社の全主要事業の馴初めを思い出してみることにしました。
そうしたら、始まりは全て弱い紐帯からでした・・・・。
ほぼ100%と言っていい。
ちょっとビックリしましたが、これが「弱い紐帯の強さ」なのだと理解することができました。
家族や親しい友人、会社の同僚・・・・・いつも狭い世界で一緒にいて、居心地のいい、似たもの同士。
このような強い紐帯(社内)は、思考も均一化・同質化傾向となりやすい。
だから、これまで以上に弱い紐帯を意識して、社外にチャンスを見いだしていこうと思います。