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自分のお店を定期的に、客観的に、俯瞰的にパトロールする

 

こんにちは。理事の才木です。

 

私の住んでいるところは、ここ数年で街全体の風景が変わりつつあります。

 

近くには山々や川、緑が大変多かったのですが、新幹線が通ったこともあり駅周辺やそれにつながる幹線道路の辺りも大きく変わってきました。

 

ひと言でいえば、「どこにでもあるような街並み、どこにでもあるような地方の郊外、どこにでもあるような店舗」になりつつあります。

 

正直、行く前から味もサービスも雰囲気も大体想像がつくので新しくできたとはいえ、もうずっと前から大きな都市や地方都市にはあったので、珍しくもなく新鮮な気持ちも湧きません。

 

それでも次から次へとFC系のお店が出店してきます。

 

ただそんな中、全国どこにでもあるようなFC店であっても、どこにでもあるけど、中には、とても信頼されているお店があるものです。

 

どの県にもあるけど、徹底した仕組みと基本を貫き、旨味をキープし、そしてきちんと教育されたサービスができている店舗であれば、

ほぼどこに行っても失敗はないだろう・・・と安心して行けるお店もあります。

 

これって、まさしく、スモールジムが目指すところですね。

 

人は、お金を払う時に「失敗したー、もう来ない」か「また、来よう」などと思ったりします。

 

決め手は価格と味(品質)、価格とサービス、価格と人なり、でその後のリピートが決まるものだと思います。

 

いくら美味しくても、毎回腹が立つようなサービスをうければイヤですし、安いけどまずいのもイヤ、味も人もそこそこだけど、

不潔さを感じる・・・など行く行かないの選択ポイントはたくさんあります。

 

どの業種においても提供する店側は、自分の店を客観的に、俯瞰的にみることが出来なければ、気づかないところで大失敗をしでかしていることがあるのではないでしょうか。

 

気づかなければ、何年もその状態でいる場合もあるので、非常にコワイことだと思います。

 

バケツに小さな穴が空いているのに気づかずに、ずっと水を入れているようなものです。

 

自分のお店を持ったなら、自分のお店を定期的に、客観的に、俯瞰的にパトロールをして、どこかに抜け漏れや穴があいていないかなどをチェックする必要があると思うのです。

 

このパトロールがなければ「自己満」のお店となってしまいます。

 

良薬は口に苦し、たまには苦い想いをしてでも改善しなければいけないと感じる今日この頃です。