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「通う」が生活の一部になる

 

こんにちは、理事の神谷です。

本日は、ずっと関わらせていただいている学会の一日です。

その内容などからの気づきについては、また後日あらためてお伝えします。

 

さて、先日ミーティングで会員さんの事例やエピソードのお話について共有してもらったものを見ていたら、

「運動が生活の一部になり、来ることが楽しい」と仰って下さっている方がいらっしゃいました。

 

その方は少しご高齢の男性です。

生活の中で、私たちの施設に「通うこと」に合わせて予定を立てているようです。

通うことが生活の一部になっているんだなあと、現場のスタッフにもその方にも感謝でいっぱいになりました。

 

生活の中に通ってくださることが組み込まれること。

スクール型の場合にはこれが強くなります。

スイミングスクールでも似たようなことが起こります。

いわゆる「習い事」ですね。

 

より良い身体作り、つまりは日々の身体管理ですが、これは毎日の中にあることです。

私たちが提供する指導が、その方にとって「日々の中に欠かせないもの」になっていくことが出来れば、

会員さんはおのずと通ってくださることが日常になっていきます。

 

私たちもその会員さんへの気持ちがより前向きに強くなりますし、何かあれば心配にもなるし、

何か出来ることが無いかという気持ちになります。

 

通い放題型の施設ではこれはなかなか起こり得ません。

 

日々における身体の適切な管理方法について、施設が提供するサービスを通じて実践・習得していただくこと。

 

通ってくださる方の明日がよくなることに心を向ければ、少しずつの進歩や改善に自分が持っているもので

貢献したいと考える方が多いのではないでしょうか。

 

そのためにも指導者側は知識を得て技術を磨き、創意工夫をもってより良い提供につなげる。

結果として、日々の中に欠かせないものとしてその方の中に位置づけられていくことでしょう。

 

せっかく心を尽くしてサービスを提供するのですから、「不要不急」なんて言われたくないものですし、

そういう位置づけにいるべきではありません。

 

いつの時も「生活する上で通い続けたい」と思っていただける施設へ。

そんな位置取りを目指してチームとともにその実現に向けて、少しずつ歩みを進めていきたいと思います。