スモールジムの辰田です。
今日はあるパートナー店舗からの相談について共有します。
その店舗はコロナと同時にオープンした地方の店舗です。競合は総合型、カーブス、24ジム、パーソナルジムなど競合ひしめく典型的なロードサイド型の立地でした。
しかしそこはさすがスモールジム。集客は予定通り順調に進み、今や数あるスモールジムの中でもトップの会員数を誇る店舗。そんな店舗のオーナーからのお話でした。
その相談内容とは、
この夏は入会が少なかった。
退会も少ないから大きな問題ではないんだが少し不安だ。。
今のジムが良い状態なのかどうなのかよくわからない。
など、色々と思い悩んでいる様子でした。
そこで僕からのアドバイスはまずは自分の店舗を客観的に観察しててみましょうということ。
あなたの店舗はスモールジムの中で全国ナンバーワンの集客実績と高い定着率があります。誰よりも結果が出ているという事は良い現実です。
そしてこの夏の入会が落ちていたとあなたは言うが、それはあなたがコロナにかかってしまい半分休業していたからですよね。それでもあなたの店舗の入会数は通常のスモールジムの入会と同じように獲得できている。また、クラスあたりのキャパはどうでしょう?一部を除き、ほとんどのクラスがウェイティング状態ですね。これは店舗の最も良い状態の1つですよ。
なので今がいいのかどうか思い悩む必要はありません。あなたの店舗は会員数の天井まできています。その天井を無理矢理に押し上げようとしてもなかなか難しいのが現実です。
あなたの店は1つのゴールに辿り着いています。
あなたが今悩むべき事は無理に会員数をその店舗で増やそうとせずに2店舗目を出すか、出さないのかのみ。今のままトレーナーとして生きていくのか組織を作り経営者として生きていくか。その選択しかありません。
あなたはこの2年半店と自宅の往復ばかりだったはずです。その状態で良い発想なんて生まれません。
まずは少し休んで旅にでも出てください。
そうすることで次の道がきっと見えてきます。思考の幅がぐっと広がります。日常の環境を変えることで脳は自然とまた動き出すでしょう。
この話を通じて考えるところがあったようです。
何がいいたいのかというと、相談できる環境は大切ということです。
これが我々のようなハチドリの一雫の考えのもと、全国に同じ環境で相談しあえる経営者仲間がいることがスモールジムの強みの一つです。
1人で運営していて仲間もいない、ずっと店と家の往復の日々。そんな状態でいいサービスをし続けて生み出せる人は稀です。
多くの方は開かない扉や開ける必要のない扉を必死でノックし続けているようにも映ります。
そうではなく、違う道や方法もあるんだよ。と気づかせてくれるのは、やはり仲間であり環境です。それを手にするかどうかは自分次第です。
連携、共同、協働、
スモールジムを推進していく上でとても大切なことだと改めて考えさせらる時間でした。
それではまた来週。