皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
先日、身内で不幸があり故郷へ帰省しました。
愛知県の東三河地方にある人口8万人弱の観光都市で、私が高校まで過ごした所です。
当時は1980年代「バブル経済、これから頂点に向かって行く」そんな時代でした。
葬儀が終わって出棺、その後マイクロバスでの移動となりました。
移動ルートは子供の頃、よく遊びまわった場所ばかり。
懐かしさがこみ上げてきましたが、その街並みは、あの頃とまったく違っていました。
シーンとしているのです。
通りには、人もほとんど見かけません。
あの頃のエネルギーを、まったく感じることが出来ないのです。
先日の新聞に「この10年で子供は100万人減少」と報じられていました。
そして高齢化。
総人口の減少。
頭ではわかっていたものの、日常から離れたことで「(マクロで見た場合)もう経済が拡大していくことはない」ということを、改めて強烈に再認識させられました。
でも、それは決して「マイナスに向かう」というのではなく、利益や大きさ、モノのみを追求した「もっともっと」という時代から、一人一人の想いや良心、やりがいと言ったものが重視される成熟した社会に移行していく(既に移行している)ように思うのです。
現代はモノで溢れているし、昭和の頃のように「食べるに困る(不安になる)」こともありません。
だから「食べるために(安定を求め嫌々)仕事をする」のでなく「自分らしさ・やりがい・心地よさ等々を求めて生きる(仕事をするという感覚でもない)」というのが時流であるように思います。
経済は大切だけど、それのみを優先するのはどうもしっくりこない。
無理して大きくしたいとも思わない。
それよりも、自己実現や自由であることを求める。
そんなカッコイイ若者が増え、より良い社会になっていく。
私自身はこんなように前向きに、この新しい風を捉えています。
この新しい風。
考えてみたら、スモールジムのコンセプト・ビジネスモデルそのものだ!!!。
改めて確信したスモールジム。
故郷の街並みが、私にそう教えてくれた様な気がしています。