こんにちは。理事の才木です。
雷がゴロゴロとなって、にわか雨が降ってきました。しばらくすると、また太陽がサンサンと照って、さっき濡らしたばかりの道路をまたたく間に乾かしてしまいます。すると、湿度が猛然と上がり、よけい歩く人がアツさを感じて苦しそうです。
夏の天気の移り変わりは人間が右往左往するばかりです。
自然現象だけでなく、移り変わりの激しい人にも周囲の人間が引っ張りまわされるものです。さっきまでニコニコしていたと思ったら、突然不機嫌になってしまった。来た時は元気だったのに、なぜか急に元気がなくなり無口になり喋らなくなってしまった・・・そんな風に人の感情というのは、なかなかコントロールできないものです。
昨日の神谷理事のブログにもありましたが、私達の仕事は、会員さんに向けた良好な体作りをサービスとして提供する事業です。その身体づくりを提供する際も、100人いれば、100人の性格があり、感情がありますので、その方の感情や状態を見極めながら身体づくりに支障のないように進めていかなくてはなりません。
それを適当にやってしまうと、退会につながる可能性もでてきます。
私も経験がありますが、施設や指導するトレーナーにはなんの不満もないけれど、フロントの雰囲気が凄くイヤだったり、応対が雑で行く気になれなかったり、「やる気」に水をかけるような応対にうんざりしたこともあります。
この受付と指導の対応がかけ離れていると、穴の開いたバケツに水をいれるようなもので、いつまでたってもお客様が定着しないでしょう。
しかし、スモールジムのような少人数制で指導者が全てをやっている場合は、ここが安心です。
受付や指導など一貫した応対で、お客様と向き合うことができるので人間関係も構築されやすく、お客様の感情を損なうこともなく、
すみずみまで気持ちが行き渡るし、受け取ることができます。
入会していただくことも大切ですが、退会を決意させないことの方がより重要だと日々実感します。
人の感情を軽く見たり、慣れてしまうとその危険性も増してきます。言葉やちょっとした態度は良くも悪くも人の感情を揺るがしかねません。
言動に細心の注意をはらいながら、一貫した応対ができる心地よいスタジオ・ジムを目指していきたいと思います。