トレーナー兼経営者として
ジム運営をしていますと
指導はもちろん
休んでいるお客様に連絡をしたりする
「顧客管理」
切れた蛍光灯を発注するなどの
「施設管理」
取引先の請求書に振り込むなど「経理」
新規顧客獲得のための施策を考える
「営業戦略」
そして新しい収益の柱を作る為の
「商品作り」
など多くのやることがあり
会社員として部分的な業務を
担っていた状態から独立すると
あまりのやることの多さに
面食らうこともあるでしょう。
私も31歳で会社員トレーナーから独立した際に
ホームページの文言や
看板、パンフレットなど
自分で決定できることに喜びを感じながらも
「こんなに全部決めなくてはいけないんだ!」
と当惑していたのを思い出します。
このように経営者になると
ゴミ箱に何を買うか
というような小さい決断から
どういった新規事業に取り組むか
というような大きい決断まで
決断の連続になるので
つい「検討してから返信します」と
決断を先送りにしてしまいがちなことが
私の開業当初はありました。
しかし先送りしてもいいことは
ほぼありません。
考える時間を取られ
結局やるかやらないかは
自分で決めるので
色々調べたりして
材料は集めて検討しますが
最初に何となくこっちだなという方に
最終的にも決めることがほとんどでした。
それは17人の組織になった今でも
そのスタンスは変わりません。
お客様の動向、スタッフの業務量、体調、興味の範囲
市場の動向、収益状況など
把握する範囲は広くなりましたが
現状をなるべく把握し続けて
決断はなるべくその場で行う
事業を前進させるためにも
多岐にわたる経営者の仕事を
漏らさずやり切るためにも
現状把握を常に行い
なるべく早く決断する
これからジム運営を行う方には
ぜひ早くから気に留めておくことを
お勧めします。
ちなみに結婚式の参列の招待を
「迅速な決断」で欠席の返信するのは
冷たい感じがするので
気をつけましょう(私の実話です・笑)