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生きがいと健康の関係

 

皆様こんにちは!理事の神谷です。

 

先日、「生きがい」と「健康」に関する文献を読む機会がありました。

 

生きがいについての医科学的研究は世界各国で進められていて、人類の世界共通の課題でもあるようです。

私もこの分野には仕事柄興味がありました。

 

簡単に結果をお話しすると・・。

「生きがいをもっていることは、持っていないことと比較して、機能障害を発症するリスクが31%低い」

「同様に、認知症を発症するリスクが36%低い」

「抑うつ症状と絶望感の減少」

「生活満足度」

「IADLが高い」

「趣味活動への積極的な参加」

「他者への貢献」

との関連性が指摘されていました。

 

シンプルに捉えれば、自らが楽しめることで人の役に立つことを続けることが、身体機能にも認知機能にもマイナスの影響を小さくできる、というものだと思います。

 

人のカラダとは面白いもので、恒常性という側面がある一方で、環境適応していきます。

 

適度に使えば発達し、使わなければ衰える。やりすぎもダメ。

 

加齢とともに衰えていく体の様々な機能ですが、適度に使えば適度に保てる時間を長くすることが出来ます。

 

「適度さ」をきちんと指導することが私たちには求められていますね。

 

自社のサービスを利用してくださる会員さんが、ご自身の生きがいに対して前向きでいられるためにも、偏りのない身体管理の指導が大切ですね。

 

このブログをお読みくださっている皆様の、いきがいはどのようなものでしょうか。

 

ライフステージによって変化していくものもあれば、変わらないものもあるかもしれません。

 

私は今は自分が関わりを持てた方々の心身に、少しでもプラスの作用が出来たら良いなと思っています。

 

それは私が指導に携わらせていただくことももちろんですが、その場や機会を作ったり充実させたり、家族や親兄弟との関係なども含めてです。

 

プラスの働きかけが出来ることはとても幸せなことだと思います。

 

その場があることに感謝し、関係性を大切に仕事も人生も、歩みを進めていきたいと思います。