皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今日のブログは、他の理事の方も各種媒体で少し触れていました「超有名企業のスポーツクラブ事業売却ニュースが止まらない」について思うことです。
プレスリリースされた超有名企業とは、日立・大阪ガス・ブリヂストンです。
その他、私の所には、業界人では誰もが知っている超有名どころのクラブが3つほど「親会社からの資金投入が厳しい状況にある」と情報が入ってきています。
「ある日突然、自分の勤めている会社が売られてしまい、まったく聞いたことがない別の会社が買収したと聞かされる」
この流れは、しばらく続きそうですね。
該当しそうな方は「明日は我が身」と、心の準備はしておいた方が良さそうです。
親会社がいる=経営が安定・強固なようで、このようなことが勝手に決められ、決定事項が後に通知されるだけ。
そうやって、自分の人生が、他の人に勝手に決められてく。
「大きな組織に身を置く」とは、きっと、そういう空しさと常に背中合わせなのでしょうね。
それでも、スポーツクラブ事業を継続してやってもらえる新たな担い手が現れ、引き続き、そこで仕事ができる提案(機会)をいただけると言うことは幸せなことだと思います。
ただ、文化や風土、基本的な考え方の違いや条件・立場の変化等・・・・・。
その全てを違和感なく受け入れることは、決して容易ではありません。
私は継承側として、数多くの事案・面談等を経験してきました。
その度に、移籍問題を含め、突然の事態に思い悩んでいる多くの方と話し合いを重ねてきました。
お互いに、大変しんどい時間の連続だったのを、今でも忘れることが出来ません。
それらの経験から得た教訓は「回りに翻弄されて行く人生が嫌なら、たとえ小さくてもオーナーになるしかない」でした。
回りに翻弄される人生を受け入れるか?
それとも、それにNoというか?
「このどちらかしかない」というのが、はっきりと分かりました。
これは正邪の問題ではないのです。
その人にとっての人生観・価値観に沿って、それぞれが選択していくものだと思います。
ただ、これ以外の第3の選択肢は存在しません。
自分の人生を人に委ねておいて、愚痴や文句を言うのはなしです。
この業界の大激動期から目をそらさず、自分はどちらに舵を切るのか?
このニュースを機に、一度自分自身と真剣に向き合ってみてはいかがですか?