スモールジムの辰田です。
4月5日新たなスモールジムがオープンします。
場所は神奈川県南足柄市にある南足柄体育センター内です。
かねてから本ブログでもお伝えしていた行政施設への初出店となります。
読んで字のごとく「市」の施設です。ついにスモールジムは「民間」の枠を超えて行政施設内への出店を果たすことになります。これはかねてからスモールジム本部が温めていた一大プロジェクトです。
フィットネス業界では最大手コナミスポーツがいわゆる行政の指定管理施設運営者として有名ですが今回のスモールジムはそういった類ではない形での出店となります。
このようなスモールジムという「新しいジムの形」が行政施設内で出店されるのは当然ながら全国初です。何事も「初」というものを生み出すことは簡単ではありません。
スモールジムが「初」を生み出すパワーを持つ源泉は「スモールジムそのものが新しいジムの形」であるからに他なりません。新しい形が前に進めば進むほど全てが全国初という事例を創ることになります。
これまでもスモールジムは様々な業種とのコラボを実現していきました。
スイミングスクール×スモールジム
ピラティススタジオ×スモールジム
パーソナルジム×スモールジム
など多数の実績があります。
組合わせることで新たな価値を創る。これは新規事業を探す、検討する際の鉄板の思考法です。全くのゼロからというのは相応のリスクが伴いますが、すでに存在して実績を出しているもの同士の組み合わせであればリスクを低減できる確率が高まります。もちろん組合わせ方そのものが稚拙だとうまくいきません。そのブレンド感の巧拙具合が成否を分けるのは言うまでもありません。
行政はその性質上、新しいものをゼロから生み出すことはどちらかというと苦手です。しかし「誰かが、どこかが」前例の実績を作ることでその新しい形を取り入れるという柔軟性は持ち合わせています。
これにてスモールジムはまたひとつ出店の戦略軸を増やします。民間だけではなく行政施設にも出店できるようなビジネスモデルはあまり知られていませんが実はほとんど存在しません。
パッと思いつくでしょうか?おそらく一般的ではないがゆえにパッと頭に浮かんでこないのではないでしょうか。
僕も考えてみましたが市営プールの水泳教室、博物館のカフェ、動物園のお土産屋さん、などなど。あっても3セクが運営していたりします。なのであんまり存在しないんですよね。掃除屋さんやビルメン、システム屋は別です。これは施設管理の一環であり、「紐づけや建付けの型」がそもそも違います。
今回は「利用客は単発利用」という施設利用の前提構造を「会員制の継続利用」に変えるという視点論点でスモールジムが導入に至りました。これも「建付けを変える」という商品販売戦略を考える上での鉄板の思考法です。
新コロ禍から2年以上経過しました。2022年はこれまで水面下で動いていた企画が他にもリリースされます。
かつてないほどに低迷しているフィットネス業界でもやり方次第で新コロ禍にも負けないということを証明していきたいと思います。
僕はこれを「スモールジム経済」という新しい概念で捉えて顕在化させていこうと思います。
それではまた来週。