皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
少し前のお話になります。
昨年の秋頃だったと思うのですが、名古屋でスモールジム協会の理事会があり、参加いたしました。
その理事会の中で「はっと」させられることが・・・・・。
それは、辰田理事の何気ない一言でした。
「総務って、会社(協会)の土台ですごく重要(な部署)・・・」という発言。
その話の前後は割愛しますが、何故かその時の私に響きました。
恥ずかしながら「そうなんだー、初めて知った!」という心境でした。
【理事(私以外)の方々は大変優秀な方ばかりで、理事会等では毎回感心させられます】
何故、その時の私に響いたかというと、きっとその土台(総務)が私の会社には欠けていて、それが原因で現在頭打ちになっているのでは?と気づけたからです。
私は元々、小さな会社(スポーツクラブ)に18年勤めていました。
小さいが故、当時から「企画営業」や「総務」「施設維持管理」「現場指導」・・・・一人何役もやらなければなりません。
でも、ここでの経験が「会社全体像を捉える視点」や「常にコスト感覚を持つ習慣」を養えたような気がします。
なので、将来、独立起業を目指すなら、小さな会社にいる方が有利というのが持論です。
大きな会社にいれば「部分しか見えず」「お金の流れも見えにくい」ので・・・・。
18年のサラリーマン時代を経て独立起業すると、更に会社は小さくなりました。
創業当時などは、ほぼ一人舞台です。
そうやって、何とか勝ってきました。
そして今。
会社が少しずつ大きくなった現在も、昔のスタイルのままやっている自分がいることに気づきました。
辰田さんのおかげで。
(少し)大きくなっても昔のスタイルのまま。
当然、土台(総務)の仕事は粗くなります。(元々、粗いのに更に)
⇒土台が脆くなる⇒思うような結果がでない訳です。
先月、社内で総務部を正式に設置し、総務関係の仕事の引き継ぎを行うことにしました。
引き継ぎを行っていて、ビックリ!!
自分でも「よくやってたな!」と思うぐらいのボリュームで、まだ完全に引き継げていません。
それだけ、総務(土台)を粗く、雑にやっていた訳です。
でも、これに気づいたことで、スモールジム開業にあたっての成功の秘訣も見えたような気がしました。
オープン時、まずは一人(舞台)で全てをこなす覚悟で駆け抜ける。
➡確固たる拠点を構築し(ゆっくり)キャッシュを貯めていく。
➡そして、人を育成し始める。
➡どこかのタイミングで任せ、広げていく。
きっと、こんなストーリーが、スモールジム開業の必勝パターンのような気がしています。