スモールジムの辰田です。
最近はスモールジムのお話が多かったので、本日はプライベートなお話をしようと思います。
先日、僕が所属するアカデミックなコミュニティで興奮する出来事がありました。
その中の名物コーナーに毎週、大前研一さんが世界中の企業をひとつ選んでケーススタディを行うという内容があります。
あらゆる角度からの現状分析と今後の成長への道筋を「私が社長だったらこうする」と喝破します。
毎回とても楽しく拝聴しているのですが今週のテーマは「私が日本電産の社長だったら」でした。
かれこれ10年ほど続けているコミュニテですが永守重信さんの会社についてテーマになることは記憶にありません。
毎回、業種問わず新興企業から老舗企業まで世界中分け隔てなく構成されていますが日本電産は僕の知る限りは初。
何が興奮するかってあの大前研一さんが永守重信さんの会社について詳しく解説するのです。
内容は割愛しますが現代を生きる名経営者である柳井さん、孫さん、稲盛さんらの名前を出しながら、永守さんの経営手法について自説を述べていました。さすがビッグネームのオンパレードでした。比較対象がそのレベルというのはなんとも想像を絶する世界です。
こんなこというのもなんだか気恥ずかしいですが僕は20代前半の頃、永守さんの影響を受けまくって日本電産に本気で転職しようとしていたほど永守さんファンです。
僕が30代まで時間を問わずハードワークをしていたのは永守さんの影響が大きいです。勝手に影響を受けてましたあ。今となれば時代はもう違っていますが、あの時の働き方からは多くを学んだのもまた事実です。
僕はそんな永守さんの日本電産と同じく、大前さんの大ファンでもあります。その2台巨頭が激突するのです。もう最高の時間でした。
見事な分析からの結論には大きく頷ける内容でした。その中に後継者問題がありましたがこれは誰にでも訪れることです。世の中ではM&Aが活況です。政府も事業承継に積極的に財政支援をしています。
僕の会社ではまだ先だと考えていますがあっという間に訪れるのでしょう。
あまり先のことを考えるよりも現在のことを考えながらも、ぼんやり会社のずっと先の未来にも思いを馳せてみようと思った今日この頃でした。
それではまた来週。