皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今日のブログは「会社を辞め(独立す)る時に、よく起きがちなこと」についてです。
中でも、社内の主要ポストに就いているキーマンが退職する際に、よく見かける光景です。
意思(退職)表明をすると、ある程度の確率で会社側から「ちょっと待った」と、少しおいしい話の提示が始まります。
でも、大体その類いの話は、具体性に欠け明確ではありません。
それに、こちら(退職希望者)サイドからすると「そこじゃないんです・・・」と、その場しのぎの迎合姿勢に、余計がっかりしてしまうことが多々あります。
会社側は、何度か説得工作を試みますが、なかなか上手く行きません。
その人の人生に寄り添わず、自社のこと(利益)しか考えていないので当然です。
そして、もう無理だと分かると、社内で裏切り者の誹りを受け、攻撃されることもあります。
きっと「これだけしてやったのに」という感情が溢れ出て、コントロール不能に陥ってしまうのでしょう。
また、これによって組織が崩れて行かないよう、連鎖を防ぐための「見せしめ」なのかもしれません。
会社員から、自由を求め独立起業する場合、ある程度、このような邪魔が入ることは想定しておいた方がよさそうです。
特に、組織の中で優秀な活躍をしてきた人ほど、その裏返しの感情を浴びてしまう確率が高いように思います。
そんな時、自由を求めるチャレンジ(独立・起業)に、迷いが出てくることもあるかも知れません。
そんな時、こんな風に考えてみてはどうでしょう。
人件費率って、収支全体の大体1/3程度です。
だから、自分の給与の3倍程度売上げるに等しい仕事をしていれば、会社と自分は対等の関係です。
貸し借り0の状態です。
確かにお世話になったり、育ててもらった恩もあるでしょう。
でも、あなたは、それと同じぐらい会社を儲けさせ貢献してきたのです。
より自由な環境を求め、さらなる挑戦をするために、人一倍頑張ってきたのです。
「その状態にある」と思えるなら、堂々と旅立てばいいと思います。
自分の人生を本当に考え、それを実現していけるのは自分だけなんだから・・・・。