辰田です。
僕は金沢に住んでいるのですが今年は積雪量がすごいです。今日も半日は除雪作業でした。腰に負担をかけないように考慮しながら低位置から高位置にリフトする様はまるでスナッチ。そんな意識をしながら行う僕の雪かきはどう考えてもトレーニングです。
それはさておき、その雪の影響で車が側溝にハマってJAFを初めて呼ぶという経験をしました。ホワイトアウト並みの吹雪の中、車のすれ違い様に左側に溝があるとは気がつかず完全に左前輪がハマってしまいました。
自力での脱出を0.1秒で諦めてこれまた初めてJAFのお世話になることに。JAFには入っていましたが初の利用。まるでフィットネスクラブに20%前後いるであろう未利用会員のようです。
JAFにしてみれば僕はお金だけをひたすら払ってくれるありがたい存在だったのでしょう。呼んだらすぐに駆け付けてくれましたとさ(笑)
JAFを使っていないということは安全でいられているということなので使わないに越したことはありません。けどフィットネスクラブは使ってなんぼです。
なのでフィットネスクラブ側はメンバーさんに対して利用の促し、発信をもっと行うべきですね。
会員管理ソフトがあるでしょうから低利用者や未利用者のリストアップはできても、それを自動的にフォローする仕組みが欠けているのでしょうか。システム改修は大きなコストがかかる割に明確な費用対効果が読めないために上に提案しても却下されているのかもしれません。
で、現場は諦める。トレーナーはトレーニング指導もそんなにしない。お風呂や施設の掃除ばかりしている。退職が止まらない原因の一つは明確です。働く意味は重要です。
現実はそんなことないかもしれませんが客観的に見ていてそう見えてしまいます。これが現実だったとしたら業績回復は難しいでしょう。そこには何の説明もいらないです。
また、クラブによっては人海戦術で電話フォローしているのかもしれませんね。これは確実な方法ではありますが会員数の母数が大きいがゆえに専門スタッフがいないと残念ながらやり切れないでしょう。
もし、やれたとしても会員制のサービス業にも関わらず全く知らないスタッフから電話フォローされても僕は何も感じません。よほどのブランディングができていいるのであれば別ですがそんな尖ったフィットネスクラブはごく一部。
このご時世になってもう2年も経っています。今の時点で大きな変化が何もなければ2年後も同じでしょう。いや、キャッシュが尽きれば、経営者が諦めれば会社はなくなります。会社は2年持ちますか。ある日突然、失職するということも普通に起こります。僕の所にも先週そういう方が職を求めて相談が来ていました。
あなたの会社は良い方向に、希望が持てる方向に、働く意義を感じられる方向に向かっているでしょうか?
YESであれば頑張ってほしい。NOであれば起業してスモールジムを開業することはその答えの一つになるでしょう。
2022年も続々と全国各地にスモールジムは増えていきます。2022年が終わるころには画像にある「全国マップ」も相当変わります。出店地のマークは「ハチドリのひとしずく」を指しているのですが、だんだん「ひとしずく」だらけになっていきます。
どこかの時点でそれはもう「ひとしずく」ではなくなります。
日本中のフィットネスのスタンダードがスモールジムになっている。
そんな日が来るのを楽しみにしながら同志たちと毎日を楽しもうと思います。
それではまた来週。