みなさん、こんにちは。理事の才木です。
「物事がうまくいく、いかない」の一つの原因として、私の場合は、構えすぎて力が入りすぎるとまったくうまくいきません。
たとえば、突然いいアイデアが浮かんだとします。それを実行に移そうと身構えます。
細かいところからの着手や、資料集めなど、完璧に準備しようなどと考えると、よけいに気持ちがグっと重くなって、腰が重くなって、なかなか実行に移れなくなり「採れたての新鮮なアイデア」がどんどん劣化して新鮮さを失い、だんだんと輝きも失せ、「ぜんぜん大したこと無いアイデアだったな」と急激に冷めてしまいます。
発想やアイデア、ひらめき、直感は生ものですから、いつまでも放置しておくとダメになってしまいます。
これは本当に良くない事例です。準備の段階で力尽きて、やる気を失せてしまうという失敗を時々やってしまっていました。
しかし、最近は「やろうかな?」と思ったら、じっくり構えずに始めようと意識しています。
軌道修正しながら、同時進行していくと気負いもなくなり、力み過ぎて空回りすることも減ってきました。
完璧主義とはいいませんが、完璧を求めがちな時はよくあることかもしれません。
肩の力が入れば、筋肉もちぢみゆるやかに大きく動くことができず、ガチガチになりますが、同時に気持ちもがチガチになるのです。
2重にガチガチだとうまくいくわけがありません。
フットワークをいつも軽くしておくのがいいと思うのです。考えすぎるから動けなくなってしまう。。。
失敗すれば、「やめるか、軌道修正すればいい」そんな風に考え方の枠をひろげると、とりあえずは身構えずに始めることはできます。
高跳びまえの助走が長すぎると、疲れて肝心なバーのところでタイミングよく跳べなくなってしまいますからね。
自分の弱みや欠点を知ることで、肩の力が抜けて動きがスムーズになることもあります。
「やろう!」と思ったら身構えすぎず、とりあえず一歩進んでみましょう。