皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
このところ、辰田理事と新規出店準備のためのやり取りをすることが多くなってきました。
辰田さんと私だけでなく、ビルオーナーさんをはじめ、多くの納入業者さんとも打ち合わせが続いています。
グランドオープンまで、僅か1ヶ月となりましたので・・・・。
私は基本、辰田さんの横にちょこんと座っているだけで、各ステークホルダーとの折衝は辰田さんがほとんどやってくれています。
その辰田さんのやり取りを目の当たりにして、ただただ感心する日々が続いています。
見習うことや、これまでの自分を反省することが多くて・・・。
今頃ですか?と思われるかもしれませんが、昭和の時代を生きてきた私にとって、各ステークホルダー(取引業者)は、ゼロサムゲームの相手でしかありませんでした。
サラリーマン時代、そのように徹底的に教育を受けてきました。
「自分が勝つためには相手を叩け」と。
見積をもらうと、そこからどこまで叩けるかが仕事だと思っていました。(笑)
数社から相見積もりを取り、比較して値下げ交渉をガンガンと。
今思うと、ただただ恥ずかしい・・・・・。
そのようなやり方で、長期に渡るより良い関係が築ける訳がありません。
当時の相手方との関係は、ほぼすべて短期で終了し「取っ替え引っ替え、次から次へ」でした。
故に出てくる結果も、短期であり、常にドタバタの荒っぽいものばかりでした。
翻って辰田さん、常に「皆で共に勝つ」ことを念頭に話を進めます。
で、常に穏やか。
これが、平成の経営者のスタンダードのようです。
私が同席して行く中で気づいたことは、辰田さん「いろいろな適正値、適正価格を事前にきちんと把握している」ということ。
だから、無意味な駆け引きなど一切することがありません。
そして「かけるべき所にしっかりコストをかけなければ、事業は成功しない」という信念がひしひしと伝わってくるのです。
だから、ケチらない。
そして、ステークホルダーを含め、皆で勝つ。
辰田さんのような優秀な若手経営者に教えてもらいながら、私ももっともっと成長していきたいと考えています。