皆さん、こんにちは。
理事の橋本です。
今週の木曜日(5月27日)、当社が指定管理者として指定を受けている(神奈川県)A町公共スポーツ施設の、令和2年度分の監査(行政モニタリング)が行われました。
毎年、この時期に行われるのですが、結構緊張するものです。
ただ、今年はちょっと自信がありました。
令和2年度は4月~5月において、緊急事態宣言に伴う閉場が約1ヶ月半続いたのにもかかわらず、利用者人数及び売上げが増大したこと。
そして、利用者満足度調査の結果も過去最良を記録していたからです。
予想通り、すべての監査項目においてOKをいただき、行政側も満足している様子でホッとしました。
会が締まりかけた頃、担当課長のB氏より「そういえば、この場所(相模湾が一望できるA町総合運動公園管理棟内=以下の写真)で始めるって言ってたスモールジムはいつ頃からやるの?」と、とても楽しみにしている感じで聞いてきました。
ちょっと意外でビックリした私。
実は、この令和2年度で指定管理者の第1期(5年間)が終了し、新たな5年間(第2期目)が、この4月からスタートしたばかりなのです。
確かに昨年の秋頃、第2期も継続して業務をしたく、行政側に様々な提案事項を盛り込んだ事業計画書を提出し、その中に「町民の健康増進と町財政の効率化(医療費の縮減)」を目的にスモールジムの開設を謳いました。
しかしながらそうは言っても、お●所は「前例のないこと」や「大きな変化を伴うこと」は極力避けようとするもの。
これから(第2期目)の5年間の中で、ゆっくり・じっくり進めていこうと考えていました。
それが一昨日「とても楽しみにしているから、早くやって欲しい」と・・・・。
実際、昨秋のプレゼンテーションの場でも訴求したのですが、それが行政側に想像以上に深く刺さっていたようです。
そんなこんなで私も、昨秋考えた公共施設におけるスモールジムの収支概要を思い出すように、もう一度描いてみました。
「通常、出店する際にかかってくる不動産賃借料、水光熱費、維持管理費・・・・が事業特性上、格段に安くすることが可能。よって、人件費程度を売り上げられれば、事業としてなんとか成立するだろう」というのが、ざっくりした私の結論です。
「公共施設におけるスモールジムの開設は必ずうまく行く」
改めてそう確信した、今週の出来事でした。
そして、開設にあたっての最重要事項がトレーナーの養成・選定。
この肝の部分を理事の皆さんと十分話し合って、これから決めていきたいと思います。