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24時間ジムとスモールジム

 

皆さん、こんにちは。

 

理事の橋本です。

 

今日は「24時間ジムとスモールジム」というテーマでブログを書きます。

 

このヒントをくださったのは、水泳業界でもう25年以上もお世話になっている大先輩(A氏)でした。

 

現在、首都圏を中心に、6店舗のスイミングクラブを運営する名門クラブの取締役として活躍されている方です。

 

御年70歳(ぐらい)。

 

そんな大先輩が、私が独立して15年以上、ずーっと定期的に連絡をくださるのです。

 

有益な情報を常にくださったり、ある時は私などに意見を求めてきたり・・・・。

 

そして、いつも対等に接して下さって恐縮してしまう程です。

 

業界内ではあまり見かけない、私がお手本としているジェントルマンがA氏です。

 

そんなA氏が「スモールジムさんは今後、ますます脚光を浴びることでしょう」とLINEをくださったり「古屋さん(フィットネスビジネス編集長)が、スモールジムのことを大絶賛していたよー」や「これからは、このような業態(スモール)だね。総合型の時代はもう終わった」などと電話をいただくことが増えました。

 

そんなお褒めの言葉をいただいたので、先日A氏に質問をしてみました。

 

「なんでそんなに、スモールジムのビジネスモデルが良いと思うのですか?」と。

 

A氏「今、24時間ジムでパーソナルトレーナーを(アルバイトスタッフとは別に)置いているのを知ってる?」

 

私 「知らないです・・・・。」

 

A氏「でも、全然オーダーがないんだよ。1308000円という設定に無理がある。その点スモールジムは月会費10000円でしょ。高いように見えて12500円程度。そして成果もでる。このあたりの設定が実に上手だね。」

 

A氏「それから、24時間ジムは飽きが来るし、多くの人が勝手に運動したい派なので、パーソナルのセールスなども嫌がられる。パーソナルトレーナーは非常に苦戦しているよ。今後、総合型クラブでも大量にトレーナーが余るだろうから、その人たちの活躍の舞台としてもスモールジムは時流に合っていると思う。」

 

A氏「このように考えると、スモールジムと24時間ジムは共存できるんじゃないかな。なぜなら、互いのスタンスの違いがはっきりしているから。」

 

 

さすがA氏。

 

ものの見事に、スモールジムの神髄を見抜いていました。

 

「私も70歳になったとき、このような人になっていたい」

 

そんな風に感じた、A氏とのショートインタビューでした。