スモールジムが大切にしている価値観

 

理事の辰田です。

 

先日、店舗近所にあるハンバーガー系の某チェーン店にていつも通りコーヒーを注文しました。

 

そこにはよくお見かけする店員さんがいました。気温が高くなっていても基本ホットコーヒー派の僕は「ホットでお願いします」と言おうとしたら店員さんの方から「(外熱いけど)ホットですよね?」と聞かれました。その通りです。おみそれしました。思わずほっこりしますね。

 

「いつもありがとう」と言って気持ちよく買い物ができました。きっと僕とその店員さんは交わす言葉こそ少ないですが一定の距離のもと、いい関係を保てていると言えます。

 

このような情緒的な価値を僕たちスモールジムは大切にしています。サービス業なら当然ですけどね。

 

お客さまに関心を持って接していれば自然と気がつくことは多いです。関心を持っていないと変化を見逃してしまうものです。スタッフ間や近しい人との人間関係も同じです。

 

忙しくバタバタしているとこの変化に気がつきません。性善説に基づいて考えるとおそらく悪気や他意はありません。ただ、他のことに気を取られて見えなくなっているだけでしょう。あまりに忙しいのはよくないですね。本業を中心に一定のゆとりをもって仕事に取り組みたいですがなかなかそうもいかないのが現実かもしれません。

 

よくわかります。

僕もそうです。だからこそ気がついた時は必ず想いを伝えるようにしています。細かい部分まで気がつかなかったとしても、人とのやり取りの中で必ず優先的に伝えることは感謝の意です。

 

特に会社の代表の場合は日々、様々な采配を振るい様々な人の協力のもとに仕事を作り進めていきます。

 

コミュニケーションの中で多く使う言葉が「ありがとう」です。おそらく自然に出ているので偽りない心の声です。これは僕自身が仕事に関心があって人に関心を持っているから出てくる言葉なのだと思っています。

 

当社のスタッフが最も接しているのはお客さまです。

自然とお客さまに「ありがとうございます」の一言が出てくるようにその職場環境の整備と役割分担や業務分担をチームとして円滑に進められるようにしていきたいと思います。事務的な「ありがとうございます」に感心は待てませんよね。

 

その為のスモールジムの仕組みです。ひと言でいえば「お客さまへの時間と気持ちを最大化させられる環境整備」です。

まだまだ道半ばですがトレーナーがトレーナーとして力を発揮して結果を出せる環境が今後も求められます。お客さま、トレーナー、会社がWin-Winであること。このフィットネス業界に欠けている部分ではないでしょうか。

 

ここを実現できれば日本におけるフィットネス参加率の低さという本質的な課題を打ち破る解決策のひとつになるのでないかと本気で考えています。この道を進めばブレークスルーが待っているような気がします。

今年もここに注力します。

 

それではまた来週。