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「数字づくり」よりも「現場づくり」を!

 

こんにちは。

 

2月も残り1週間になりましたね。

 

この時期になれば、クラブマネージャー、課長、部長クラスの方々は予算作成に追われている頃だと思います。

 

今年度はコロナウイルスの影響もあり、来期予算作成もこれまでと違う形となっているように思います。

 

ちなみに、私が運営するクラブも来期の予算の作成をしましたが、作成時間は1時間程度と非常に簡素に仕上げています。

 

「大丈夫?」と思われるかもしれませんが、経験上予算通りに進むことなんてのはほぼ無いと思っているので、「外してはいけないポイントだけしっかりと作り込む!」といったものでしょうか。

 

基本的には、平均入会者数と平均退会率によって在籍のポジショニングを抑えているうえ、クラブの収益構造のポジションも至って明確です。

 

また、入会、退会、その他付帯収入におけるKPIにおいてもある程度の指標があり、週次、月次のマネジメントでやっていれば、ここにきてバタバタすることはほぼありません。

 

その為、この程度の時間で完了してしまうわけです。

 

この考え方は、前職時代から同じ方針であり、数字作りに大幅な時間をかけることはありませんでした。

 

しかし、他社の方々の話を聞くと予算作成に鬼のような時間(徹夜も有り)をかけており、最終的に確定した数字の論理破綻&根性論・・・・・。

 

そして、時間をかけたわりに1ヶ月目から大幅乖離って「コントかよっ!」と突っ込みたくなった記憶があります。(笑)

 

私は数字も大切な面であるとは思っていますが、それよりもクラブの中身をどうつくるか?という所に力を入れるべきだと思っています。

 

特に小型ジムにおいては、アイテムが限られている分「中身」がどう良くなるのかが要となります。

 

その為、提供価値を引き上げる為、そして多くの方に入会してもらえるようにするのは何をするのか?といったことを考えるのに時間を多く費やしています。

 

具体的にはこんな感じです。

 

・来館率向上に合わせての成果納品率向上の取り組み

・新規入会者のサポート体制

・潜在的ニーズを拾い上げる仕組み&対応できる能力向上

・イベントやサークル活動の今後

・潜在的な顧客を開拓する為の取り組み

 

といった形で、機能的価値、情緒的価値をベースに考えていけば山ほどあります。

 

これらを見てわかるように、数字作りにおける内容は少なく、クラブの中身を如何に高めて行くのかに労力と時間をかけています。

 

予算作成で数字を作っても現場の提供価値は上がりませんし、予算があっても中身が無ければ結果は出ません。

 

そうならない為の商品づくりであり、そこをどう磨くのかに時間をかけるべきです!

 

 

※昨日のイベントセミナーの様子!

 

エネルギーをかける比重を大きく変えてみてはいかがでしょうか?

 

 

それではまた来週!