「経営者意識を持て!」
「社長になったつもりで考えてみろ!」
と言った人も
言われた人も
いるでしょう。
私も言ったことも
言われたこともあります。
では「経営者意識を持て!」
って具体的に
どんな仕事したらいいか
説明できる人います?
×「とにかく一生懸命やります!」
×「期日の3日前には仕事を終えます!」
×「新人スタッフが遅刻したから、注意しました」
だけでは「経営者意識を持つ」ことには
なりませぬよ!
仕事の役割には
以下の3階層があります。
プレーヤー・・・現場指導するトレーナー
マネージャー・・・管理職である店長、チーフなど
経営者・・・社長、代表
経営者から現場トレーナーに
業務を依頼した時に
『合格点』となるのが
プレーヤー・・・期日までにやり切って、依頼者に報告する
マネージャー・・・依頼されたプレーヤーに期日までにやり切らせる
求められている質まで高めるサポートをする
となりますが
経営者視点からすると
「改善点を提案する」が
合格点でしょう。
よりお客様が増える
よりお客様に喜んでもらえる
より手間が掛からない
より経費が掛からない
ような提案を添えてくれると
その質の高さは
おいておいて
「合格点」とみなすでしょう。
このように依頼されたことを
やるにしても・・・
ステップ1 やり切る
ステップ2 期限より前にやり切る
ここまではプレーヤー
ステップ3 他の人にやり切らせる
ステップ4 他の人に質を高くやり切らせる
ここまではマネージャー
そして
ステップ5 改善点を提案する
があるのが「経営者意識がある」
ということです。
具体的に依頼していなくても
ジム、会社、お客様、スタッフの為に
望ましい行動を
ステップ1、提案する
ステップ2、実施の為に自らが行動する
そして
ステップ3、スタッフの力を引き出し成果をあげる
それが
「経営者意識を持った仕事をする」
ということです!
私も経営者を14年やってきて
今でこそ分かりますが
会社員時代は「とにかく一生懸命」タイプ
でしたので
この「経営者意識」の正体が
分かっていたら
もっと出世していたでしょう(笑)
ではスタッフに経営者意識を
もっともらうにはどうすればいいか?
これは時間が掛かりますが
観点を示して
サポートし続ける
ことでしょう。
例えばまっさらから
改善点を考えるのは難しいので
「成果が出やすい」と
「手間・費用がなるべく
掛からない」
という観点で考えてもらうのを
繰り返し行い
この場合ならこうも考えられるなど
案件ごとに発想の仕方を一緒に
考えるなどのサポートを続けることです。
これは人によって得意不得意も
考えやすいジャンルか考えにくいジャンルも
仕事以外の勉強量、行動量も違いますので
「経営者意識」がどれくらい育まれるかは
誰も分かりませんので
見込みのありそうな方に
注ぎ続けることになるのですねぇ。
スタッフの方は経営者の方に
「見込みがある!」といかに思わせられるか?で
成長度合いが変わってきますので
「経営者意識」を持って
目の前の仕事に取り組んでみてみてください。