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人生の住処が力強く発進する

 

皆さま、こんにちは。理事の才木です。

 

今日は住む場所について思ったことを書いてみました。

 

みなさんが現在住んでいらっしゃる場所は、いつごろから日常生活に馴染んでいますか?

 

実家を出て一人暮らしを始めたり、結婚を機に新居に移ったり、また転勤や異動で否応なく頻繁に住所が変わったり、逆に生まれてこのかたまったく住む場所を変えていないという方もおられると思います。

 

自分が住んでいる場所は、日常生活の基本となるところですね。住処です。環境そのものでしょう。

 

住処は人生に大きな影響を及ぼすと思っています。学生時代は県外にでて就職は地元に戻る、あるいは仕事や勉学のために郷里を遠く

離れ、今では大都市の人となり、実家に帰るのも年に数回・・・

 

いつから、そこを人生の本拠地にしたのか?そしてこれからは?と考えた時、自分の育った町や土地に自分が何かできることはないだろうか?これから自分が社会貢献したい場所はどこだろうか?誰だろうか?などと考えることも増えてくると思います。

 

世界を知り、世の中を知り、学び、成長したときに、さらに利他の心が強くなり、自分はどこでそれを役に立てることができるだろうか?

 

そんな時、地元や馴染みある土地を思い浮かべる方も多いでしょう。また海外を選ぶ方もこれからは増えてくるでしょう。

 

起業、独立を考えている方々はなおさら、「どこで、誰と」は、大きな問題となってくるかもしれません。

 

しかし以前は、女性にはその選択肢もほとんどありませんでした。結婚すれば女性は男性についていくのは当たり前という時代を考えると、現代はオンラインもありますし、なんて選択肢も増えたのだろうと思います。

 

男性は選べても女性は従うしかなかったそんな時代にも、自分の道を見つけるために自分の住処を探し続けていた女性たちの行動を思うと、いまの多少の問題はどうにでもなると思うのです。

 

選択肢も事例も少なく、固定観念だらけ、慣習に覆われた時代の中で、住処(自分の居場所)を築き上げてきた女性たちの賢さや

逞しさ、そして、行動力と意志の強さがあったからこそ、いま世界中で活躍する女性たちが増えたのかもしれません。

 

住処(すみか)は人生を生きるベースになるところです。

 

少なくとも日本では、男性お女性も誰もが自分の生きる場所を選ぶことができるようになっているはずです。

 

まさしく多様性の時代、オリジナルな生き方、カスタマイズできるやり方を見つけていくことが自分の居場所を切り開いていく

きっかけとなると思っています。

 

いまスモールジムが地元や馴染みのある場所に一つ一つ誕生しているのも、お一人お一人の「人生の住処が力強く発進」し始めたのだと感じています。心からエールを送りたいと思います。どうかがんばってください。