こんにちは。
理事の泉川です。
11月に入り、入会は順調な推移を見せており、先月の失敗が生きていることを実感する今日この頃です!
さて、上記したようにトレーナーであってもマーケティング力というものは必要と再認識しています。
最近でもネット上でパーソナルジム、セミパーソナルジムといった広告がたくさん出てきますが、正直集客は厳しいだろうな、と感じるものもあります。
そう感じる広告の特徴はまとめるとこんな感じです。
・ハードばかりを強調している
・提供側の感覚で言葉が発信されている
・主張の一貫性や関連性が少ない
まず、スポーツクラブ選びでハードは重要ですが、私たちのようなスモールジムは成果提供が大前提となります。
その為、「最新の●●があります!」「地域に無い●●があります!」と書いてもマーケットから見れば???といった事にも繋がります。
あくまでハードは成果を担保するためのアイテムに過ぎないので、ベネフィットを提示することが第一です。
ベネフィットは書くまでもないと思いますが念のため・・・「どのようになれるのか?」「ここに通えば何が得られるのか?」です。
これらがイメージ出来なければ、人の購買意欲を喚起することは出来ないと考えています。
次に提供者側の言葉については、アピールしたい気持ちは私もすごくわかりますが、それがマーケットに対してどう響くのか?を冷静に考える必要があります。
ここでは「誰に対して?」を意識しなければいけません。
先月はここのミスが大きい・・・。
その為、ターゲットとする性別、年齢、運動歴、フィットネス経験、ニーズといったものを何にするのかが明確でなければ、自分視点のマーケティングになっていくように思えます。
そして、最後は主張の一貫性や関連性についてです。
最近見たネット広告でも「スポーツクラブが続かなかった方へ」という打ち出しをしていました。
しかし、中身を見ると提供しているプログラムは運動が続かなかった方に対するプログラムとは程遠く、過酷なイメージしか頭に残りませんでした。
運動が続かない方を対象とするならば、当たり前ですが続くようなプログラム提案が必要であり、この辺りの一貫性や関連性というものも広告にリンクさせなければマーケティングは失敗に終わるように感じました。
このような観点で見ていけば、自分が打ち出しているチラシはどうなのか?ということを振り返れるように思えます。
専門性を兼ね備えたトレーナーがいるのは本当に素晴らしいことだと思いますが、それだけではクラブ運営が成り立たないことを自らの経験を通じて痛感しています。
自分たちでやりたい事を打ち出すのは本当に大切であり必要なことですが、まずはクラブ運営を成り立たせるように動くことが第一です!
その為、トレーナーであってもマーケティング力を磨く必要があります。
そして、自分の能力(知識、技術)をマーケットに結びつけられるようになれば、更に仕事は面白くなるように感じた次第です。
それではまた来週!