事業、数字、お金のバランス

 

理事の辰田です。

 

先日、都内の一等地で素敵なコンセプトのフィットネス&ピラティススタジオを提供したいと考えている方からその事業性について意見を聞きたいと相談がありました。

 

とても素敵なコンセプトだったので実現したら素敵だろうなーと思えるプランでした。

 

しかし数字の見込みが甘く残念ながら事業計画を見た時点でそもそも資金調達できないからスタートラインに立てないです。再考してください。とのアドバイスに至りました。

 

ここでお伝えしたのは「この事業は失敗する可能性が高い」ではなく「スタートすらできない」という現実です。

 

当たり前ですが事業にはイニシャルコストという初期投資とランニングコストという諸々の維持経費といった全く資質の違うコストがあります。

 

店舗ビジネスをスタートするには、

 

事業に見合った物件

必要な初期投資額の調達

一緒に働くパートナー

 

などが必要です。最低限必要というより適正量が必要です。

それが適正値から明らかに上下どちらかに乖離している、または明確に詳細まで説明ができないとなると融資や出資をする人はどう思うでしょうか。

 

事業をやる以前の問題です。もう少し勉強してきてくださいね!ってなります。

 

出資や融資をお願いする場合、やりたい事業があって、そのコンセプトがあって、それが数字に落とし込まれて、、要は「思いや考えが形になっているか」を最初に確認されます。事業性があるのか=回収できるのか、儲かるのかを問われます。

 

そこまで考えるのは大変です。が、これを楽しくやれないと事業を継続することは困難になる可能性が高くなります。

 

その事業が好き、数字も好き、人も好き、お金も好き、休日も好き、

 

程度の大小はあれどこれらが並列的に融合されていないと関わる人々をハッピーにすることはおそらくできません。

 

僕は全部好きです。だからハッピーになれると思います(笑)

 

今はまだ力不足ですが徐々に力をつけている実感はあります。まだまだこれから!

 

それではまた来週。