ブログをお読みくださっている皆様、こんにちは!理事の神谷です。
先日、実家の両親とGooglemeetで話をしたとき、「大雪山に雪が積もったよ」と聞き、確実に冬に向かって進んでいることを感じました。
フカフカのパウダースノーが恋しくなる季節です(笑)
さて、私の生活圏での話ではありますが、通勤時の電車も随分混雑が戻り、街中にも人の出が確実に増えてきている実感があります。
前回のフレイル関連のお話からの続きです。
高齢者の健康づくり、フレイル予防として推奨されてきたのは、運動、食事、社会参加の三点でした。
どれもご自身で取り組めるものですが、それぞれに必要な基本的な知識や実践方法は身につけるに必要があります。
その人に運動習慣が身についていなければ運動実践を促しても習慣化されることはなく、栄養も摂り方が分からなければそれまでの生活習慣を引きずることになります。
一定の教育や場の設定を行う必要があって、その上で正しい実践が大切になるでしょう。
社会参加を考えた時、人との接点は大切ですがこれが制限されることになると、心身の体づくりに対して手足をひっこめた状態に追い込まれてしまっているようなものです。
健康づくり、身体づくり、各種の施策も各年代的なステージによって分けて考えるべきなのかもしれません。
高齢者に対してオンラインで出来るならばそれに越したことはありませんが、広めるためには高齢世代への説明や教育が必要なのに、そこはまだまだ取り組める余地が残されているように思います。
実家の父とGooglemeetをつなぐのは結構大変でしたが(笑)、出来ない訳ではないんですね。
ただ、少しゆっくりと、しっかりと説明する必要があります。
一方でリアルの場はどうかと考えてみると、3密回避を原則にしながら進めていける事業が必須です。
その点でスモールは大きなアドバンテージがあります。
リアルとオンラインを融合させ、それを高齢者にも拡げることが出来たら、事業としても社会への貢献としても良い形と言えるのではないでしょうか。
高齢者のスマホ利用率が2019年には68.5%になったという調査結果もあり、アプリ等を活用していくことも今後は更に有用になるかもしれません。
このような現実の中で、誰の何を解決し、何をどう続けていただくかと言うような、マーケティングに通じる視点で考えていくことが事業を進めていく上で必要なことだと思います。