みなさま、こんにちは。理事の才木です。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
メンバー様と長いお付き合いをさせていただいてると、いろんな気づきや、意見、または性格というものが明確に見えてきます。
これまでに出会った方たちは何千人といっても過言ではありません。男女年齢問わず、世の中には実にいろいろな方がいらっしゃいます。
性格、タイプ、いわゆる「人となり」です。人間関係を長く保っていくための参考本のようなものはありますが、実際ピタッとくるものは
なかなかありません。ですから、実践の積み上げで学んでいくしかありません。
十人十色といいますが、人というものはAIよりも複雑です。
同じ言葉を二人の人に投げかけても、その時のその人の状況や気分、こちらの言い方、表情で結果は真逆になる場合もしばしばです。
それを瞬時に見極めて、長いお付き合いをさせていただく、そして長く在籍していただくことが大切です。
機能的な価値は高くても、情緒的価値をうまく提供できなければ、悲惨な結果になりかねません。
メンバー様同士の誤解によるもめごともあります。仲裁に入ったり、時には厳しく言ったり、時には追っかけたり(実話です)、
時々学校の先生のような気分になる時があります。担任の先生がクラスの生徒たちをみるような気分です。
メンバー様は時に子供のようでもあるし、暴君のようでもあるし、家族のようでもあります。でも、長くお付き合いしていると
本当に愛おしくなります。
わがままや身勝手さを通り越して、とにかく元気でいてください、ストレスたまっているんですね、私たちがお聞きしましょう!という姿勢になってしまいます。多少の文句や愚痴を言われても免疫力もつき、最後は笑顔になって帰っていただければそれでいいかなっ、
という気持ちに落ち着いてしまいます。
また、毎日といっていいほど、メンバー様からのいろいろな差し入れを頂きます。コロナ禍のさなかにあって、増えたのは退会者数だけではなく(;^ω^)、お土産や手作りの差し入れの頻度や量、また持ってきてくださる方々の人数が以前にも増して増えたことです。
有難すぎるほど有難く、感謝しかありません。
メンバー様、お客様といっても、一人の「人」です。この「人」との関係性は有難いご縁だと思います。数ある中から選んでくださったのだから、必死で真剣に向き合っていくことが、私たちの課題の一つでもあります。
フィットネスを通じて出会えた方々のおかげで、自分たちも成長させてもらえることは事実です。その方たちの人生が、
今後豊かに元気に過ごせるかどうかは、自分たちにかかっていると思うと、やはり、フィットネスをずっと続けていただくこと、
習慣化していただくことしかありません。
そのためにも、感謝の心は忘れずに、謙虚にやり続けていくことだと思っています。
フィットネスにかかわる仕事って、ほんと素晴らしいと思います。
そんな仕事に関わってくる方々が今後、着実に増えていくことを願っています。