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「経営者の孤独」の正体

名古屋でパーソナルトレーニングと

ピラティスのスタジオを運営し

 

マイクロジムのコンサルティングもしている

株式会社nanoの高橋順彦です。

 

 

「経営者の孤独」について

考えていきたいと思います。

 

 

「経営者なら責任を一身に

背負っているので

孤独になるのは当然」

 

と考える人もいますし

 

 

「同じ志の人と仕事して

何でも相談しているので

経営者は孤独って言われても

正直ピンとこない」

 

という方もいるでしょう。

 

「孤独になるくらいなら

経営者になりたくない」

 

なんて方もいるかも

しれないので

 

ニートもフリーターも

契約社員も正社員も

管理職もフリーも経営者も

経験した45歳の私の現時点での

「経営者の孤独」に関する見解を

 

皆さんの僅かながらでも

ヒントになればと思って書きます。

 

 

まず「孤独」は立場に関係なく

感じます。

 

・悩みを相談出来ない

・自分の想いに共感してくれる人がいない

・自分だけ上手くいっていない気がする

・様々な状況で未来に希望を見出せない

 

なんて時はどんな立場の人でも

「孤独」を感じるでしょう。

 

スターで多くのファンに囲まれていようが

結婚して子供に恵まれていようが

独身1020代で夢も希望も

可能性もまだまだあるように周りから見えようが

 

「孤独」を感じます。

 

 

もちろん経営者でも

この種の孤独を感じます。

 

経営者ですと・・・

 

・幹部や社員に相談出来ない

・幹部や社員で自分の想いに共感してくれる人がいない

・自分だけ努力が空回りしているように感じる

・自分や会社に未来が見いだせない

 

そういった経営者の状況を

「経営者は孤独」と

捉える方はいるでしょう。

 

しかしそれにプラスして

経営者ならではの

「孤独」があります。

 

それは「決断」の場面での

孤独です。

 

 

マネジメントの父と言われる

ピーター・F・ドラッカーも

 

「決断の場面においては

トップは常に孤独である」

 

と言っています。

 

幹部が助言をしようが

スタッフから意見をもらおうが

お客様からご意見を頂こうが

 

最終的にはトップが判断を

しなくてはなりません。

 

その決めたことがやられなくなって

ほっておくのか、やり切らせるのかも

トップの決断です。

 

仕事をスタッフに任せて

例えハチャメチャな結果になっても

それを任せるたのは

トップの決断です。

 

ちなみに途中で

担当者を交代させたり

 

最後までやらせたりするかろいう

事後の対応も

トップの決断です。

 

このように決断する時は

会社の未来もスタッフの未来も

お客様の未来も、いうたら業界の未来も

全てトップの両肩に背負いつつ

決断をするのです。

 

脅すわけではないですが(笑)

事実です。

 

 

ここで視点をぐるっと変えると

「決断」の責任をとるのは

経営者だけではないことに気づきます。

 

あなたの人生は

あなたの決断の連続の結果が

現状ですし、これからの未来を

創っていきます。

 

×親がもっと愛してくれたら・・・

×上司がもっと優秀なら・・・

×妻がもっとサポートしてくれたら・・・

 

生まれながらに平等ではない事を受け入れ

与えられた条件の中でどう人生を全うするか?

何に情熱を燃やすか?

誰に貢献するか?は

全てあなたの決断によるでしょう。

 

では経営者とあなたの感じる孤独の違いは

何かと言えば「影響を与える人の範囲が少し大きい」

ことくらいでしょう。

 

個人よりも組織のトップは

責任が大きいので

その決断はより孤独になる

 

しかし人間皆決断の連続を

していきているので

そう変わらん。

 

相談できなかったり

共感してくれる人がいないと感じる孤独は

トップだけでなく誰でも感じるものなので

その孤独はなるべく減らすように

自己開示をする努力をする。

 

経営者ならではの

大きな責任を伴う

決断の孤独は受け入れつつ

粛々と判断を下していく。

 

それが今の私

「経営者は孤独」への

 

見解と対応方法です。