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必要とされる仕事、必要とされる人、どこかに必ずいてほしい人

みなさま、こんにちは。理事の才木玲子です。

 

最近、特に感じるのは、情報の量とそのスピードの速さです。そしてそれらが日々めまぐるしく変化し続けている事です。

 

昭和のスピードとは明らかに違います。アナログからデジタルの世界に移り始めた頃は、ほとんどの人が戸惑いながら驚きながらも少しずつ適応していきました。

 

結果、生活が便利で快適になり当たり前のように普及すると、あたかも昔からそうだったかのように人は慣れて、さらにもっと「便利で快適で、しかもより速く」を追い求めてきています。テクノロジーの進化が加速するのもうなずけます。

 

それに比べて、人のからだはそれほどスピーディーに大きく変化はしていません。

 

確かに、外見的、体型的には日本人は変わったかもしれません。手足がスラッと長くなり胴体もバランスよく短め、小顔になり、

世界の表舞台でもなんらひけをとらないくらい堂々としてきました。

 

しかし、多少の変化はあってもそもそも人間の身体は、アナログでありデジタルではありません。テクノロジーを利用することはあっても人間の身体そのものは、ずっと昔からアナログのままです。AIのロボット、いわゆるターミネーターやアンドロイドではないのです。

 

時は移り変わって医療が進歩しても、まだまだ人間の身体は、簡単に部品交換やバージョンアップすることはできません。

それだけに人に寄り添ったサポートが必要になる時代になってきていると思います。

 

確かなデータに基づいた知識や技術で人間の身体を良くすることが基本となってくるのではないでしょうか。

熱い想いと知識と技術をもったトレーナーやインストラクター達が、テクノロジーとともに人間の身体を良くしていく時代になっていくのだと思います。

 

必要とされる仕事、必要とされる人、どこかに必ずいてほしい人となれるよう、

そのためにも新時代のトレーナー、インストラクター達は思考を幅広くして、自分の未来を創造して挑戦し、

フィットネスの普及に力を発揮し、喜ぶ人の顔がたくさん増えることを願っています。