理事の辰田です。
7月20日、一般社団法人スモールジム協会の直営店であるスモールジムLet's伊東が正式にオープンしました。
現地で「松ちゃん」こと松本トレーナーが奮闘してくれています。
コロナの影響がある中で立派な数字を打ち立てて、良いスタートラインに立てました。
改めてフィットネスの可能性を感じると共に、お客さまへの価値提供への責任を感じます。
お客さまはスモールジムに入会するという一歩を踏み出しました。
これは始まりであり、これからお客さまにどんな行動変容を促せるかがスモールジムの提供価値になります。
スモールジムの基本的なトレーニングマシンの数は3~5台。一般的な総合型フィットネスクラブは有酸素マシンを含めると平均してこの10倍はあります。
スモールジムは損益上、必要な会員数は総合型フィットネスクラブの10分の1以下です。
そしてお客さまとの関係性は数化はできないにしても、明らかに深い。
3~5名の少人数限定のスクール制がもたらすお客さまとの距離や関係性の作りやすさ。
スモールジムにはトレーナーが本来の能力を発揮できる環境整備と後方支援体制が存在しています。
そのような部分にこそ、一般的なフィットネスクラブと本質的な違いがあります。
リアルかオンラインか、
有人か無人か、
24時間営業かそうでないか、
フィットネス業界でよく見聞きするこれらは経営の根幹を揺るがす大きいテーマかもしれませんが、見方を変えればそうでもないでしょう。
というか、悩むポイントではない。
全てを「ゼロかイチか」という対立軸だけで見ていると、発想を小さくします。
二項対立になってしまうと、違う観点が見えなくなってしまいます。
特に、お客さまが求めているものは?という観点が抜け落ちてしまいます。
社内のことばかり気にしたり、最新や最先端なのかどうかを気にしたり、
こんなのは言葉遊びです。
だから3次元、4次元で物事を考えないといけません。
簡単ではないように見えますが簡単です。
考えられる環境に身を置けばいいのです。
無駄なことをやめればいいのです。
そうすれば選択肢の優先順位はガラリと変わります。
自分にとって仕事や人生におけるプライオリティとは何か?
そろそろ、ここに本気で斬り込んでいかないと産業としての発展は難しそうです。
最後になりますが、考えられる環境とはどんな環境を指すのか?
その最短距離とは「起業すること」です。
それ以外の選択肢は、はっきり言ってあまり期待できません。
どれも似たり寄ったり。これは自信をもって言えます。
起業に不安はつきものですが、安心してください。
僕たち、スモールジム協会がついていますから。