Which are you

 

理事の辰田です。

 

6月からフィットネス業界も営業再開できそうですね。

 

ということは少し環境が変わるとはいえ、「いつもの日常」が帰ってきます。

 

満員電車、職場の人、仕事そのもの、といった一連のルーティンが帰ってきます。

 

この期間に仕事や人生について、いろいろ考えさせられましたね。もうじきそれも一旦の区切りを迎えそうです。

 

ああしよう、こうしよう、といろいろ考えたことも頭から消えてしまう人も多いでしょう。

 

思考を停止させる人と発展させる人の二極化が起こります。

 

さて、本日は『いつやるのか?』について。

 

わかりやすいことろでいえば、起業。

 

まだ自信がない。自信がついたらやる。

 

そういう人はたいがいやりません。

 

これはよくある起業したいけど、しない理由です。

 

しっかり自信がつくのを待ってると一生起業できません。

 

自信には基準も天井もありません。

 

ひとつ成長すればひとつ課題が見えてくる。そんな感じで永遠にループするものでしょう。

 

だから結論から言うと、起業したい気持ちと一定の経験値があるなら「GO!」です。

 

いや、でも自信が…

 

それでは自信がつくまでのプロセスを決めましょう。

 

自信とはそもそも非常に曖昧で計測できないもの。自分にとっての自信とは、具体的にどういう状況を指しているのかを明確にするといいと思います。

 

その際、高すぎる理想は心が折れるのでやめておきましょう!今よりも少しだけ上澄みを作るくらいがちょうどいいと思います。

 

このように方向性を定めるとスムースに進む確率が高くなります。

 

そうすればその決められた期間内で最大限に自信をつけようと行動が加速するでしょう。

 

そういったことをやらないと起業しないで人生が終わりに向かいます。

 

次に。

 

自信よりも大切もの。それはきっかけではないでしょうか。

 

誰もが小学校が終わったら次は強制的に中学生になります。これは制度的な、強制的なきっかけであり外部環境の変化というきっかけのひとつです。

 

突然、外部環境が変わってもなんとか人間はその変化に順応するし皆さんもそうしてきたことでしょう。

 

なのに社会人になって会社に入ったらそれを忘れてしまう。なぜか?

 

おそらく学校と違って強制力や制度的なきっかけがないから。

 

義務教育の場合、小学校が終わったら次は中学生ね、と次のステージに進めるように本人の意思とは関係なく自動的なレールが既に制度として設計されています。

 

しかし会社に入るとその自動的なレールはあまり敷かれていません。

 

だから自分にはまだ早い、自分になんて、と悶々と考えてしまう。

 

制度も強制力もないからタイミングもよくわからない。

リクルートはたっぷり退職金あげるから30歳くらいで起業しろと教育を受ける話は有名です。

 

本来、大人になったらその行動のタイミングは自分で考えないといけません。

 

そろそろ独立すれば?なんて周囲の人は誰も言いません。

 

きっかけは自分で作る。そして行動を起こすもの。

 

心配ありません。

 

一定の基礎を修得しているのであればあとはやってみればいいのです。

 

難しそうな経営理論も基礎さえ理解していれば何ら問題ありません。

 

行動が先、自信はあとからついてくる。

 

そういうものだと思いますが自信がついてから行動しよう!と考える思考パターン。

 

これは多く人が陥る錯覚です。

 

順番が逆なのです。

 

起業というやってもいないことに自信を持とうとしてもそれは無理な話です。

 

コーポレートファイナンスをいくら勉強しても、借入の契約書に印押する瞬間の気持ちはわかりません。

 

金融機関に何回足を運べば融資が下りるんだろうか。それはいつ入金されるのだろうか。

 

など、細かいことを言い出せばわからないことだらけなのが当たり前です。

 

やってみればわかります。

 

やってみないとわかりません。

 

思考を停止させる人と発展させる人。

 

 

皆さんはどちらだろうか。僕は発展させる人でありたい。

 

新たな日常が始まる前に立ち止まって考えてみる価値があると思います。