ジム経営の醍醐味は
アクセルとブレーキの使い分けです。
「アクセル」は進む力。
・新しい事業・サービス導入を推し進めるため
アイディアを出したり、人に会いまくる
・新しいお店を開業させる
・未来の為に(時に自分の給料ゼロにしても)採用を続ける
・新しい会議・研修のやり方を提案する などなど
ワクワクするようなことばかりですね☆
経営者でない人の「経営者像」は
この「アクセル」踏みまくっている感じの
「24時間戦えますか?by昔のリゲインのCM」な
パワフルな人を経営者と
イメージする人が多いかと思います。
しか~し!実際にジム経営など
小規模の人数で運営していくと
日々の細かな業務遂行や
スタッフの細やかなマネジメントの
必要性を痛感しますので
「アクセル」だけでは
ダメなことに気づきます。
・飲み会を断って(笑)
やっている仕事を全て書き出して
漏れないかのチェック
・中長期のビジョン達成の為の
一人会議時間を作る
・スタッフに新規事業の意図やビジョン
役割を伝え続ける
・スタッフ研修・面談・会議に時間を割く
など「ブレーキ」を覚える必要があります。
事業が(アクセル踏みっぱなしに比べたら)
適切に発展し
共に働いてくれるスタッフも
(上手くいくことばかりでは
もちろんないですが)
成長と遣り甲斐、一体感を
感じてくれるようになるでしょう。
ただ「アクセル」を踏まないと
その場で止まったまま(事業が成り立たない)
ですので、ジム経営者は
まずは「アクセル」をしっかり踏みましょう!
「アクセル」を踏みながら
ジム経営を続けて
大事故にならない程度に
擦ったり(事業が上手くいかず落ち込んだり
能力不足を痛感して凹んだり)
エンスト(思わぬスタッフの離脱で
事業がスローになったり)しながらも
必要に迫られながら「ブレーキ」を覚えていく
ってのがいいでしょう。
時には「急ブレーキ」し過ぎて
フロントガラスに頭をぶつけることも
あるでしょうが(笑)
「ブレーキ」の踏み方の強弱を
覚えてきたり
(スタッフに自分で考えてもらう
割合をこの仕事は3回目だから
増やしてみよう など)
「アクセル」を緩め具合を
体得出来たり
(経営者が関わる割合を少し減らしてみよう など)
ここは「ニュートラル」でいこう
(主にスタッフに任せていこう など)
なんて力加減を体得していきます。
組織やスタッフを見て、聴いて、感じて
判断していくことでしか磨かれないものがあり
それがジム経営の面白さでもあります。
ちなみに自分は「アクセル」が強い方だから
「ブレーキ」役を他のスタッフに担ってもらう
なんて役割分担するのもアリです。
ただ私達、中小ジムはトレーナーはいますが
マネジメント人材(「店長」という役職者はいますが
しっかり成果を出せる力がある人材)は
常に枯渇しているように見えます。
ですのでジム経営者にかかる役割と負荷は
自然と大きくなるので
やはり自分で「アクセル」と「ブレーキ」を
身に付けるジム経営という『ドライブ』を
楽しみながら、満喫していきましょう☆
そんなジム経営者の「ナビ」
(理事として皆さんをサポートすること)であり
「ドライブ仲間」(共にジム運営をするものとして
歩みながらパワーのもらい合い)をすることは
私の喜びです。